3月最終日曜、佐賀県鳥栖市の桜の名所・田代公園をメイン会場に『とす弥生まつり』が開催されます。「春と歴史に触れ合うまつり」をテーマに、祭りを通して鳥栖の魅力を発信するイベントです。弥生時代の装束を着た若人が武人舞と巫女舞を披露し、古代の火起こしや、勾玉作りの体験などが行なわれます。
弥生遺跡が多い鳥栖市の古代史を反映したイベント
鳥栖市には九州で初めて銅鐸の鋳型が発見された安永田遺跡(やすながたいせき/国の史跡)、四葉座連弧文鏡が出土した藤木遺跡(ふじのきいせき)、玉で飾った銅剣の鞘などが出土した柚比本村遺跡(ゆびほんむらいせき)、武器形青銅祭器が出土の本行遺跡(ほんぎょういせき)など、弥生時代の遺跡が多く、『魏志倭人伝』に記される対蘇国(とそこく)は、鳥栖ではないかとも推測されています。
銅鐸の鋳型が発見された安永田遺跡は、弥生時代の「ハイテク工場」だったことがわかっています。
そんな古代史を背景に生まれたのが3月の最終日曜に開催される『とす弥生まつり』。
田代公園に植栽される600本のソメイヨシノが満開の中、歴史を感じることができる催し、さらにはステージイベントや地元物産などが並ぶバザールなどが行なわれます。
とす弥生まつり|鳥栖市 | |
開催日 | 3月最終日曜 |
所在地 | 佐賀県鳥栖市柚比町328-1 |
場所 | 田代公園 |
関連HP | 鳥栖市公式ホームページ |
電車・バスで | JR鳥栖駅から直行便バスで鳥栖プレミアム・アウトレット下車、徒歩10分 |
ドライブで | 九州自動車道鳥栖ICから約2.5km |
駐車場 | 100台/無料 |
問い合わせ | とす弥生まつり実行委員会(鳥栖観光コンベンション協会) TEL:0942-83-8415/FAX:0942-55-3867 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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