2019年8月24日(土)18:00~21:00、愛知県豊川市の豊川市野球場で『第32回豊川手筒まつり』が行なわれます。豊川市内各地に古くから伝わる「手筒煙火」(手筒花火)を一同に集めた豪華なイベントで、「手筒煙火」(手筒花火)のほかに、スターマイン、仕掛け煙火など多種多彩な花火を間断なく打ち上げ。
伝統の手筒煙火を一堂に会して放揚!
昭和63年に始まった豊川らしい「手筒煙火」(手筒花火)のイベント。
市内各連区の神社に伝承されている伝統の手筒煙火を一堂に会して放揚するもの。
例年、豊川連区、古宿連区、中条連区、三蔵子連区 、千両連区、平尾連区、国府連区、諏訪連区、三上連区、御油連区、一宮東部連区、一宮西部連区、小坂井連区の13連区が参加。
総勢650人の協力、参加を得て約400本の「手筒煙火」(手筒花火)を一堂に放揚します。
駐車場が少ないため、公共交通機関の利用を。
家康ゆかりの三河の花火
「手筒煙火」(手筒花火)は、すでに江戸時代、三河地方で競演された記録があり、全国的にも最も古い歴史を持つ花火。
天正3年5月21日(1575年6月29日)、徳川織田連合軍の鉄砲の威力もあって長篠の合戦に勝利した徳川家康は、早くから火薬の威力には関心を示していました。
戦国時代、稲富流砲術の開祖として知られる稲富祐直(いなとみすけなお)は、細川忠興の家臣で、後に徳川家に召し抱えられています(細川ガラシャ夫人の警護役でしたが、石田三成軍に細川邸が包囲され、ガラシャ夫人が自刃に追い込まれた際に、逃亡しますが、家康がその有する火薬の知識から助命)。
江戸に幕府を開いた後には、火薬の製造を原則として故郷の三河に限定したのです。
三河の花火は、家康の編成した三河武士からなる鉄砲隊が、火薬の取扱いを故郷の子弟たちに伝授し、やがて祭礼用の献上花火として打ち上げるようになったのが始まり。
ちなみに「手筒煙火」(手筒花火)は、吉田天王社・牛頭天王社と呼ばれた三州吉田(愛知県豊橋市)がルーツといわれています。
第32回豊川手筒まつり|豊川市|2019 | |
開催日時 | 2019年8月24日(土)18:00~21:00 |
所在地 | 愛知県豊川市諏訪1-79 |
場所 | 豊川市野球場 |
関連HP | 豊川市公式ホームページ |
電車・バスで | 名鉄豊川線諏訪町駅から徒歩10分 |
ドライブで | 東名高速道路豊川ICから約4.5km |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 豊川手筒まつり実行委員会事務局(豊川商工会議所内) TEL:0533-86-4101 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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