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川島城

川島城

吉野川沿いの中世の山城跡で、戦国時代に土地の豪族・川島兵衛之進(川島惟忠)が築城したと伝えられる城跡が徳島県吉野川市川島町にある川島城。天正13年(1585年)、徳島藩祖となる蜂須賀家政(はちすかいえまさ)の入国により、徳島城の支城(阿波九城)のひとつとなり、重臣・林能勝(はやしよしかつ)が城番となりました。

立派な模擬天守は無料で入場可能

その後、寛永15年(1638年)、元和の一国一城令により廃城に。
藩政時代には徳島藩の奉行所が置かれています。

昭和56年、外郭部に模擬天守(勤労者野外活動施設「レストハウス川島城」)が建てられましたが、中世の山城ゆえに往時の城には天守は存在していません。
しかも本丸跡は模擬天守の西、岩の鼻にあたります。
復元というよりも新築という感じなのでご注意を。

「阿波九城」は、川島城のほか、一宮城(現・徳島市一宮町)、撫養城(むやじょう/鳴門市撫養町)、西条城(阿波市吉野町)、大西城(三好市池田町)、海部城(かいふじょう/海陽町)、牛岐城)(うしきじょう/阿南市富岡町)、脇城(美馬市脇町)、仁宇城(にうじょう/那賀町)の9城。

川島城
名称 川島城/かわしまじょう
所在地 徳島県吉野川市川島町川島136-1
関連HP 吉野川市公式ホームページ
電車・バスで JR阿波川島駅から徒歩8分
ドライブで 徳島自動車道土成ICから約9.5km
駐車場 30台/無料
問い合わせ 吉野川市商工観光課 TEL:0883-22-2226/FAX:0883-42-2247
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

一宮城

2023年2月20日

 

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