サイトアイコン ニッポン旅マガジン

外牟井ノ浜 

外牟井ノ浜 

徳島県海部郡美波町、室戸阿南海岸国定公園特別保護地区に指定される千羽海崖(せんばかいがい)にある秘境的な存在の浜が、外牟井ノ浜(とのむいのはま)。かつてはこの浜にレストハウスが営業し、千羽海崖ロープウェイの山麓駅もありましたが、今では撤去され、静かな浜に戻っています。

南阿波サンライン沿い、千羽海崖で唯一浜に降りられる地

観光有料道路「南阿波サンライン」が昭和49年に開業、昭和45年に架けられた千羽海崖ロープウェイも集客を集めると期待されましたが、オイルショックの影響もあって客足が伸びず、ロープウェイは昭和52年9月に営業を休止し、昭和61年に廃止、それに伴って千羽海崖レストハウスも廃業しています。

南阿波サンラインは無料化され、徳島県道147号日和佐牟岐線になっていますが、外牟井ノ浜へは千羽トンネルの南側で分かれ、海岸まで1.5kmほど走るので、穴場の海岸となっています。
西側には南阿波サンライン第一展望台もありますが、千羽海崖周辺は海食崖が連続し、浜に降りられるのはここだけなので、貴重な存在です。

外牟井ノ浜 の東側の岬の高台には、千羽海崖ロープウェイ山頂駅の付帯施設である千羽海崖展望台が廃墟となって残っています(海岸からも視認できます)。

海岸近くにある「うみの株式会社」は、真珠会社の研究所を前身に(現在も海水生物を含む水生生物を対象とした生物試験・研究を実施)、二枚貝(アコヤガイ、シロチョウガイ=真珠貝種苗、 マガキ、イワガキ、アカガイ=食用貝種苗)の稚貝の販売などを行なうユニークな会社です。

外牟井ノ浜
名称 外牟井ノ浜/とのむいのはま
所在地 徳島県海部郡美波町外牟井
ドライブで 徳島自動車道徳島ICから約55km
駐車場 あり/無料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

千羽海崖

徳島県美波町にある千羽海崖(せんばかいがい)は、穏やかな砂浜が続く室戸阿南海岸国定公園のなかで、趣が違う断崖絶壁が続く景勝地。波による浸食と断層によって造られた、高さ250mの切り立った崖が大磯から外ノ牟まで2kmにわたって続き、四国のみち

千羽海崖ロープウェイ・千羽海崖展望台跡

徳島県海部郡美波町、室戸阿南海岸国定公園特別保護地区に指定される千羽海崖(せんばかいがい)。昭和45年4月に徳島県観光開発公社が外牟井ノ浜(とのむいのはま)〜山頂駅・展望台に運行したのが、千羽海崖ロープウェイ。千羽海崖展望台跡が廃墟となっ

南阿波サンライン第一展望台

南阿波サンラインは、美波町(旧日和佐)と牟岐町(むぎ)を結ぶ全長17.8kmのドライブウェイ。室戸へと急ぐ車は国道を走るため通行量も少なく観光的にはおすすめのドライブルートです。しかも室戸阿南海岸国定公園に指定される美しい海岸線を走り、途中

南阿波サンライン

室戸阿南海岸国定公園の中心、徳島県牟岐町(むぎちょう)から美波町(みなみちょう/旧日和佐町)に至る黒潮洗う海岸線に沿って走る延長17.8kmのシーサイドライン。現在は徳島県道147号(日和佐牟岐線)の愛称ですが、もともとは昭和49年に全線開

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了