敦賀まつり(氣比神宮『例大祭』)|2024

敦賀まつり

2024年9月1日(日)~9月4日(水)、福井県敦賀市で『敦賀まつり』を開催。氣比神宮(けひじんぐう)の秋季例大祭で、9月2日が宵宮祭、9月3日神幸祭、9月4日例大祭、9月5日~9月10日後祭、9月15日の月次祭で終るので「氣比の長祭」として有名。敦賀市をあげての大イベントに発展し、境内外には露店が軒を並べます。

例大祭は9月4日に斎行

9月1日15:00〜21:00はカーニバル大行進(相生通り、神楽町1丁目)。

9月2日の宵宮祭は、15:30〜21:00に宵山巡行(神楽町1丁目・2丁目通り)。
9月3日の神幸祭には御鳳輦(ごほうれん)をはじめ氏子各町の神輿が市中を巡幸渡御します(神輿渡御=市内一円8:00〜16:00)。

御鳳輦は、氣比神宮の御神体・仲哀天皇を祀ったもので、御鳳輦の巡幸渡御は、烏帽子(えぼし)、直垂(ひたたれ)の衛士(えじ)、甲冑(かっちゅう)をまとう武士の犬神人(つるめそ)、神官、稚児らを従え、雅楽が奏でられる中を厳かに進みます。

9月4日の例大祭では、祭りのシンボルとして長い歴史を持つ6基の山車が練り歩く山車巡行(9:30~16:00)。
12:00頃に山車6基が氣比神宮前に集結し、13:30〜出発式後、神楽・相生通りを巡行。
山車には等身大の人形に本物の能面や甲冑が飾られ、戦国時代の武将の勇壮な姿を表しています。

国道8号に交通規制を実施され、駐車場が大変混み合うため、なるべく公共交通機関の利用を。

氣比神宮は、大宝2年(702年)創建の北陸道の総鎮守。
神域の氣比の松原には渤海使停宿として、天平神護2年(766年)、「松原客館」(渤海使をもてなす迎賓館)が建設されています。
元禄2年8月には『奥の細道』途中の松尾芭蕉が訪れています。
高さ11mの大鳥居(重要文化財)は春日大社(奈良県)・厳島神社(広島県)と並ぶ日本三大木造大鳥居。

例大祭は、もともと旧暦8月4日に斎行されていましたが、新暦に換算して9月4日に。
氣比神宮の祭神が海を渡って鎮座したと伝えられる新潟県村上市の西奈彌神社(せなみじんじゃ)の例祭(『瀬波大祭』)も同じ9月4日に執り行なわれています。

敦賀まつり(氣比神宮『例大祭』)|敦賀市|2024
開催日時 2024年9月1日(日)~9月4日(水)
所在地 福井県敦賀市曙町11-68
場所 氣比神宮
関連HP 敦賀まつり公式ホームページ
電車・バスで JR敦賀駅から徒歩15分 またはJR敦賀駅コミュニティバス「はぎ号」で5分、気比神宮前下車
ドライブで 北陸自動車道敦賀ICから約2km(交通規制が実施されるため公共交通機関での来場を)
駐車場 プラザ萬象駐車場・きらめきみなと館駐車場(無料)/敦賀駅前駐車場・白銀駐車場(有料)
問い合わせ 敦賀まつり本部 TEL:0770-20-0191(9月2日~9月4日)敦賀まつり振興協議会事務局 TEL:0770-22-8122
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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氣比神宮

氣比神宮

古代から御食津神(みけつのかみ=食物を司る神)として海人族に信仰されてきた神で北陸道の総鎮守、越前国一之宮として尊崇されてきた古社が、福井県敦賀市の氣比神宮(けひじんぐう)。大宝2年(702年)、文武天皇の勅命で社殿を創建と伝えられ、福井市

 

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