熊本県三大古墳とは!?

大野窟古墳

熊本県八代郡氷川町（ひかわちょう）にある墳丘長122.8mという熊本県最大の前方後円墳が、大野窟古墳（おおのいわやこふん）。国内最大の天井高という巨石（阿蘇溶結凝灰岩の切石）が使われる横穴式石室があることが、窟（いわや）と呼ばれるゆえん。国

長目塚古墳

熊本県阿蘇市一の宮町、肥後国一之宮・阿蘇神社の北、阿蘇北外輪山の麓に築かれている阿蘇の古代を今に伝える古墳が、長目塚古墳（ながめづかこふん）。墳丘長111.5m（一部が削平、推定復元116.5m）で、熊本県では大野窟古墳（八代郡氷川町、12

岩原双子塚古墳

熊本県山鹿市鹿央町岩原、古墳時代中期〜後期の岩原古墳群（国の史跡）の中核をなす古墳が、岩原双子塚古墳（いわばるふたごつかこふん）。墳丘長107mの前方後円墳で、熊本県屈指の大古墳で、周辺には大小11基の円墳が点在。岩原双子塚古墳は、前方部と

九州の古墳 ベスト5

ヤマト王権のあった畿内から遠く離れた九州。朝鮮半島と独自の交流ルートを有した九州の大首長は、巨大古墳を見る限りは日向灘、大隅半島など畿内との連絡が容易な太平洋沿岸に集中することが判明。注目はその歴史的変遷で、日向灘（現・宮崎市）→大隅半島→

宮崎県三大古墳とは!?

天孫降臨伝説の残される宮崎県。西都市にある西都原古墳群は、その伝承に関わる古墳ともいわれ、宮崎県1位、2位の巨大古墳である男狭穂塚、女狭穂塚は宮内庁の陵墓参考地になっています。第3位は宮崎市の生目三号墳（生目古墳群）で、いずれも南九州に君臨

佐賀県三大古墳とは!?

日本最古の水田の跡のある菜畑遺跡、そして吉野ヶ里遺跡など、古代には大陸との交流の窓口でもあった佐賀県。有明海に臨む佐賀市（佐賀平野）の船塚古墳、銚子塚古墳が1位と3位、間に入ったのが、唐津市の唐津湾に流れ出る松浦川河口部に築かれた久里双水古

大分県三大古墳とは!?

大分県の古墳時代は、豊後海峡を支配し、瀬戸内海へと乗り出した海の民が繁栄した時代。海運技術に秀でた民を支配する首長をヤマト王権が見逃すはずもなく、王権と密なる関係を築いた首長墓が、杵築市の小熊山古墳、大分市の亀塚古墳、築山古墳で、以上が大分

鹿児島県三大古墳とは!?

鹿児島県はヤマト王権の影響を受けた日本最南のエリア。とくに志布志湾沿いには21基もの前方後円墳が築造されています。県下最大の古墳は、東串良町の唐仁大塚古墳、さらに大崎町の横瀬古墳（横瀬大塚山古墳）、肝付町の日本最南の前方後円墳、塚崎51号墳