富山県富山市寺家、標高344.6mの猿倉山山頂にある展望施設が猿倉山森林公園風の城。戦国時代の山城、猿倉城の城跡。直下まで車で到達できますが、440段の階段を上る必要があります。猿倉山は神通川第2ダムの北側、北アルプスから富山平野へと伸びる山並みの末端に位置するピーク。「風の城」からは富山平野を一望にします。
富山平野と神通川を一望に
440段の階段を上った(所要は15分ほど)先にあるのが猿倉山森林公園風の城。
「風の城」と呼ばれるのは、建設当時は風力発電の施設を兼ねていたから。
バーベキューコーナー、遊歩道なども整備されています。
神通川を見下ろす山上には永禄年間(1558年~1570年)頃に猿倉城が築かれているが、遺構はありません。
飛騨地方で勢力をふるった三木自綱(みつきよりつな/姉小路頼綱、妻は斎藤道三の娘)配下の武将・塩屋秋貞(しおやあきさだ)が越中進出の前線基地として築城しています。
塩屋秋貞は、上杉謙信の越中・飛騨侵攻戦で謙信の目代(代理人)を務めています。
謙信死後は、織田信長に随従、本能寺の変後は佐々成政(さっさなりまさ)に与しています。
猿倉山森林公園風の城を起点に小佐波御前山(おざなみごぜんやま)方面へ総延長9.6kmの「ふるさと歩道」は、富山県置県100年記念事業の一環として昭和50年に開設。
猿倉山と小佐波御前山は、峰続きのなだらかな山容で、徒歩1時間で小佐波御前山。
名称 | 猿倉山森林公園風の城(猿倉城跡)/さるくらやましんりんこうえんかぜのしろ(さるくらじょうあと) |
所在地 | 富山県富山市舟倉47 |
関連HP | 富山市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR笹津駅から徒歩30分 |
ドライブで | 北陸自動車道富山ICから約3km |
駐車場 | 30台/無料 |
問い合わせ | 富山市観光政策課 TEL:076-443-2072 |
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