富山県営渡船・堀岡発着所

富山県営渡船・堀岡発着所

富山県射水市堀岡、富山新港誕生前にここを走った射水線の代行交通手段として誕生した富山県営渡船(越ノ潟フェリー)の発着所が、堀岡発着所。対岸の越の潟発着所、万葉線・越の潟駅へ、無料で乗船できるフェリーが就航しています。発着所前の新港東口バス停からは富山駅とを結ぶ路線バスが発着。

発着所横の新港東口バス停は、新港東口駅跡

富山県営渡船・堀岡発着所

放生津潟を掘削して富山新港(正式名は伏木富山港)が完成し放生津潟(ほうじょうづがた=潟湖)の砂州上を富山地方鉄道・射水線(いみずせん)が走っていましたが、新港の完成で射水線が分断され(越ノ潟駅以西は加越能鉄道新湊港線、現在の万葉線新湊港線になり、堀岡駅側は廃線に)、その代行に昭和42年11月から富山県が県営渡船(堀岡発着所〜越の潟発着所)を運航しています。

堀岡発着場〜越ノ潟発着場は770m、所要は5分ほどで、昭和61年4月から無料化されています。
就航するのは、「こしのかた」(46t)、「海竜」(46t)の2隻で、最大80人が乗船可能。

越の潟発着場は、万葉線・越の潟駅に隣接し、鉄道連絡船のスタイルになっています。
フェリーと呼ばれるものの、自動車、自動二輪車の積載はできません。
渡船の欠航時には、なんとタクシーで代行輸送という親切な対応に(自転車は運べません)。

堀岡発着場前にはかつての富山地鉄射水線の駅名に由来する新港東口バス停があり(新港東口駅は昭和55年4月1日に廃止)、廃線となった射水線の流れをくむ富山駅方面の路線(富山地方鉄道バス、1時間に1本程度しかありません)に加え、「きときとバス」(射水市のコミュニティバス)新湊・本江線、新湊・呉羽駅線、堀岡・片口経由小杉駅線のバスが発着。
廃線跡は、サイクリングロードに転用されています。

富山県営渡船・堀岡発着所
就航する「海竜」(46t)、バックには残雪の立山連峰が!
富山県営渡船・堀岡発着所
名称 富山県営渡船・堀岡発着所/とやまけんえいとせん・ほりおかはちゃくじょ
所在地 富山県射水市西浜208
関連HP 富山県公式ホームページ
電車・バスで JR富山駅から路線バスで新港東口下車、すぐ
ドライブで 北陸自動車道小杉ICから約11km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 富山県富山新港管理局 TEL:0766-84-8292
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
富山県営渡船(越ノ潟フェリー)

富山県営渡船(越ノ潟フェリー)

富山県射水市の富山新港(伏木富山港新湊地区)で運航されるのが富山県営渡船(越ノ潟フェリー)。富山新港の完成で、港口が分断され、それによって廃止された富山地方鉄道射水線、富山県道1号(魚津氷見線)の代替交通手段として誕生した県営の渡船です。フ

富山県営渡船・越の潟発着場

富山県営渡船・越の潟発着場

富山県射水市細岡明神新、万葉線・新湊線の越の潟駅(こしのがたえき)に隣接する富山県営渡船(越ノ潟フェリー)の発着所が、越の潟発着場。富山新港誕生前にここを走った射水線の代行交通手段として誕生したため、乗船は無料。通勤時間帯の朝夕は、対岸の堀

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ