富山県営渡船(越ノ潟フェリー)

富山県営渡船(越ノ潟フェリー)

富山県射水市の富山新港(伏木富山港新湊地区)で運航されるのが富山県営渡船(越ノ潟フェリー)。富山新港の完成で、港口が分断され、それによって廃止された富山地方鉄道射水線、富山県道1号(魚津氷見線)の代替交通手段として誕生した県営の渡船です。フェリーとはいうものの、車は積載することができません。

越ノ潟発着場と堀岡発着場を5分で結ぶ

富山県営渡船(越ノ潟フェリー)
フェリー「こしのかた」

昭和43年4月21日、放生津潟(ほうじょうづがた)を掘削して富山新港(正式名は伏木富山港)が完成しましたが、新港完成前は放生津潟の砂州上を、富山市と新湊市(現・射水市)を結んで富山地方鉄道射水線(いみずせん)が通っていました。
新港の完成で射水線は分断され、越ノ潟駅以西は加越能鉄道新湊港線(現在の万葉線新湊港線)になりましたが、開港直前の昭和42年11月23日に越ノ潟発着場(富山新港西岸)~堀岡発着場(新港東岸)に富山県営の越ノ潟フェリーが就航。

フェリーといっても250㏄未満の自動二輪車や自転車のみ搭載が可能で、代行輸送の役割を担うため利用料は無料。
250㏄を超える自動二輪車と、四輪自動車は乗船不可。
臨港道路富山新港東西線(新湊大橋=ダブルデッキで下層部は歩行者自転車専用道)が完成した後も減便して運航が続けられています。

万葉線を高岡駅で乗車し、終点の越ノ潟駅で下車すれば、目の前が富山県営渡船の越ノ潟発着所。
対岸の堀岡発着場の目の前には新港東口バス停があり、富山地方鉄道バスの富山駅方面行の路線バス、射水市営バスの「新湊東口・ライトレール接続線」(岩瀬浜駅行き)などに連絡します。

なお深夜から早朝は県営渡船代行車両(ジャンボタクシー)が運行。
航路は770mで所要は5分。
就航する船は「こしのかた」46tと「海竜」44tの2隻。

県営渡船として港湾で運航しているのは、高知県高知市・浦戸湾の高知県営渡船と、三重県の的矢湾に運航する三重県営渡船の3ヶ所があります。

名称 富山県営渡船(越ノ潟フェリー)/とやまけんえいとせん(こしのがたふぇりー)
所在地 富山県射水市西浜208〜堀岡54
関連HP 富山県公式ホームページ
電車・バスで 万葉線越ノ潟駅からすぐ、越ノ潟発着場
ドライブで 北陸自動車道小杉ICから約11km、能越自動車道高岡ICから約17kmで越ノ潟発着場
駐車場 10台/無料
問い合わせ 富山県富山新港管理局 TEL:0766-84-8292
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
県営渡船

高知県営渡船

高知県道278号(弘岡下種崎線)のうち、高知市の浦戸湾で隔てられた長浜地区の梶ヶ浦渡船場と三里地区の種崎渡船場を結ぶ575mの区間が、渡船が県道扱いの高知県営渡船。官許による地区共同運航の渡船は明治初期から行なわれているという歴史ある渡船で

新湊大橋

富山県射水市(いみずし)の富山新港に架かる日本海側最大の上下2層構造の斜張橋(塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接つなぎ支える構造の橋)。上層は自動車専用道、下層は自転車歩行者道になっています。下層はガラスで覆われた全天候型の自転車歩行者

万葉線

万葉線

万葉線(まんようせん)とは富山県高岡市と射水市を結ぶ高岡軌道線(高岡駅停留場〜六渡寺駅)と新湊港線(越ノ潟駅〜六渡寺駅)の総称。高岡軌道線は、いわゆる路面電車で、高岡駅停留場~越ノ潟駅が直通運転されています。アイトラムの愛称があるMLRV1

 

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プレスマンユニオン編集部

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

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