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「七賢」山梨銘醸

「七賢」山梨銘醸

山梨県北杜市白州町、江戸時代、甲州街道の宿場町として栄えた台ヶ原宿。「日本の道100選」にも選定された甲州街道沿いに建つ、寛延3年(1750年)創業の蔵元、山梨銘醸は宿場のシンボル。地酒「七賢」の製造元として知られる山梨銘醸(北原家住宅)は、明治天皇の行在所となった場所です。

明治天皇の行在所となった老舗の酒蔵

信州高遠の酒造業者・北原伊兵衛光義(屋号は中屋)が甲州街道を使って江戸往復の途中、白州の水の素晴らしさに惚れ込んで台ヶ原に分家を出したのが始まりという老舗。
花崗岩層を浸透する水を使い、300年以上にも渡って名酒を醸造し続ける酒蔵です。
4代目の北原伊兵衛延辰は、俳号・臺眠(台眠)で知られています。

現存する主屋(北原家住宅)は、幕末の天保12年(1841年)~嘉永7年(1854年)頃の築。
座敷部分には屋号の由来ともなった「竹林の七賢人」などの見事な彫刻欄間が施されています。
台ヶ原宿に残る最大の町屋建築で、山梨県の文化財に指定。

主屋は明治13年6月22日、明治天皇の山梨県・三重県・京都府巡行(明治天皇の六大巡幸のひとつ)の際の行在所となった場所で(6月19日〜22日は甲府滞在)、本陣の様式を今に伝える木造建築(山梨県の指定有形文化財)。
戦前は、明治天皇の行在所となった場所ということで、立入禁止になっていたとか。

米の貯蔵庫だった蔵を改装した伝奏蔵(でんそうぐら)では、北原家所有の歴史的に貴重な美術品や郷土資料を展示。
行在所・伝奏蔵見学も時間を定めて行なわれています(有料)。
土・日曜、祝日のみ営業の「くらかふぇ」では、米糀を原料とした天然甘味料「糀糖」を使ったスイーツを用意。

醸造期間(11月~5月)であれば、予約で酒蔵見学も可能ですが、例年2月には酒蔵開放を実施。
酒蔵開放の期間限定で、無濾過原酒「蔵出し」の販売も。
蔵内の直売店「酒処大中屋」では、「七賢」の購入はもちろんですが、夏期なら「造り酒屋のねり粕」も限定販売されているのでお見逃しなく。
「七賢」は、仕込み水に甲斐駒ヶ岳の伏流水を使っていますが、その水を飲むこともできます。

また近くには直営のレストラン「臺眠(だいみん)」も営業。

「七賢」山梨銘醸
名称 「七賢」山梨銘醸/「しちけん」やまなしめいじょう
所在地 山梨県北杜市白州町台ヶ原2283
関連HP 「七賢」山梨銘醸公式ホームページ
電車・バスで JR日野春駅、長坂駅からタクシーで5分
ドライブで 中央自動車道小淵沢ICから約8km、須玉ICから約10km
駐車場 30台/無料
問い合わせ 山梨銘醸 TEL:0551-35-2236/FAX:0551-35-2282
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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