大石神社・大石山の巨石群

大石神社・大石山の巨石群

山梨県山梨市の大石山に鎮座する巨石崇拝の神社が、大石神社。一帯には大石山の巨石群があり、不思議な景観で、知る人ぞ知るパワースポットになっています。創建当初は物部神社と称していましたが(平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載)、後に大石大神、岩手大明神と称するようになっています。

階段を上った大石山に壮大な巨石群が!

大石神社・大石山の巨石群
影向石

現在の祭神は、大山祇神命ですが、巨石崇拝を今に伝えて、社殿背後の高さ12m、周囲67mの巨大な御影石(花崗岩)が御神体となっています。
『延喜式神名帳』記載の物部神社については、甲州市の大石神社も論社となっていて、どちらが式内社なのか定かでありません。
文化3年(1806年)〜文化11年(1814年)に編纂の『甲斐国志』には、「社中ノ御影石高四丈二尺、周圍三七間餘、形像全然トシテ首鎧ニ似タリ」、「高峯ヲ物部山ト稱ス故ニ物部神社ナリト云フ」と記され、現在の大石山は物部神社と呼ばれていた頃には物部山だったと記されているので、山梨市の大石神社である可能性が大。

社殿周囲には烏帽子石、屏風石、影向石、産屋石、浮舟石、百足石、指門石、甲石など花崗岩の巨石がごろごろとある空間。
昭和29年まで一帯は岩手村(いわでむら)でしたが、村名もこの神社と巨岩に由来しています。
神社の北側には、花後薬師の磐座(いわくら)があり、巨石信仰を伝えています。
「岩手八景」として、 岩松晴風、大石夜雨、信盛晩鐘、笛川漁火、 中村夕照、唐沢落雁、妙月秋月、物見暮雪が選定され、文人墨客が訪れたとも伝えられますが、今では知る人も少ない、秘境的な霊地に。

武田信昌(たけだのぶまさ=武田信玄の曾祖父)の三男、四郎縄美(しろうつなみつ)がこの地を領有し、岩手縄美(いわてつなみつ)と称したのが岩手氏の発祥。
永正4年(1507年)その子、岩手信盛が大石神社の社殿を創建したも伝えられています。
同じ山梨市内では山梨岡神社、立石神社(山梨市牧丘町西保下)にも巨石がありますが、その規模では大石神社が一番です。
フルーツラインと呼ばれる東山広域農道をドライブする場合には、ぜひ寄り道を。

大石神社・大石山の巨石群
浮船石
大石神社・大石山の巨石群
名称 大石神社・大石山の巨石群/おおいしじんじゃおおいしやまのきょせきぐん
所在地 山梨県山梨市西2067
電車・バスで JR山梨市駅からタクシーで15分
ドライブで 中央自動車道一宮御坂ICから約14km
駐車場 3台/無料
問い合わせ 山梨市観光協会 TEL:0553-22-1111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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