東北中央自動車道の一部を形成する国道13号・横堀道路(3.7km/秋田県湯沢市)が2025年内に開通する予定であることが国土交通省・湯沢河川国道事務所が発表しました。もともと2025年度内だったものが、年内に前倒しとなったもの。新設のインターチェンジの名前も下院内ICであることが正式に発表されました。
横堀道路の開通で、未開通区間は3ヶ所に
秋田県内有数の豪雪地帯を通過するため、これまでの国道13号では倒木や雪崩による通行止めが度々発生していました。
東北中央自動車道の一部を形成する国道13号・横堀道路は、無料で走行できる高規格道路。
冬季の交通機能の低下を解消し、物流などへの貢献も期待できます。
また山形県〜秋田県のアクセスが向上し、観光的にも大きなメリットがあります。
「第二の東北自動車道」ともいわれる東北中央自動車道(相馬IC〜横手IC)ですが、雄勝こまちIC〜院内道路の「横堀道路」3.7km、山形・秋田県境部の「真室川雄勝道路」7.2km、山形県金山町の「金山道路」3.5km、そこから新庄市に至る「新庄金山道路」5.8kmの4区間が未開通というぶつ切れ状態です。
全通すればJR奥羽本線(山形新幹線)沿いの都市を結ぶ、286kmの高規格道路となる予定で、東北道の代替路としての役割も期待されています。
注意したいのは、新たに誕生する下院内ICは秋田方面のみ出入りできるハーフICである点。
横堀道路の開通後は、山形方面の出入りはできなくなります。
横堀道路(東北中央自動車道)が2025年の年内開通へ! | |
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