能島城

能島城跡

愛媛県今治市宮窪町、大島の沖合に浮かぶ周囲720mの能島(のしま)にある城砦で、能島村上海賊の本拠地だった城跡が能島城。室町時代、戦国時代にわたり活躍した村上海賊は、応永26年(1419年)に能島、因島、来島の3家に分立しましたが、このうち村上雅房(能島村上氏)の本拠地となったのが、この能島城です。続日本100名城に選定。

「海の大名」といわれた能島村上海賊の本拠地

能島城跡

周囲は潮流の激しい海の難所で、天然の要害地であるこの島に砦を築くことで、海域を航行する船から通行料、警固料を徴収、瀬戸内海の覇権を手にしたのだとか。

のちに石山合戦での織田方との戦いを最後に、天正16年(1588年)、秀吉が出した海賊衆(水軍)に対する3ヶ条の定(海賊停止令=兵農分離政策の一環)で廃城となっています。

江戸時代以降は無人島になったことから遺構の保存状態は良好。
現在、国の史跡となった城跡には、本丸、二の丸、三の丸、出丸の跡、船溜まり跡、矢倉跡や石塁が残り、また干潮時には海浜の岩礁上に、無数の柱穴(ピット=桟橋跡)が見られることから、隣の鯛崎島(鯛崎出丸)と2つの島を合わせて城塞にして造船所など設備も備えた一大軍事基地だったと推測されています。

能島桜まつり期間(4月上旬の土・日曜)のみ宮窪港の渡船乗場からシャトル船便が運航されていますが、それ以外は大島のカレイ山展望台から眺めるのが無難。

村上海賊ミュージアム前から出航する宮窪町漁業協同組合(「能島水軍」)運航の「潮流体験船」に乗船すれば、沖合から能島を眺望でき、潮流を熟知することが水軍にとっていかに大切だったかがよくわかります。

能島城跡
島の周囲には激しい潮流が!
能島城
名称能島城/のしまじょう
所在地愛媛県今治市宮窪町宮窪
関連HP今治地方観光協会公式ホームページ
電車・バスでJR今治駅からせとうちバス宮窪方面行きで30分、吉海支所前下車、島内バスに乗り換えて20分、宮窪桟橋下車、宮窪港から海上タクシーで5分、能島下船すぐ
ドライブで西瀬戸自動車道大島北ICから宮窪支所方面へ1.3km走ると宮窪桟橋
駐車場宮窪港駐車場を利用
問い合わせ村上水軍博物館 TEL:0897-74-1065
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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