愛媛県松山市、道後温泉に神功皇后(じんぐうこうごう)伝説も残る古社が、伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)。平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載の式内社。神功皇后が温泉に入浴する際に利用した行宮跡に創建という伝承です。八幡造の社殿は、国の重要文化財に指定。
重要文化財の社殿は「日本三大八幡造り」のひとつ
延久5年(1073年)、八幡宮として再建。
もともとは、湯築城(日本100名城)のある場所にありましたが、建武2年(1335年)頃、伊予国守護・河野通盛(かわのみちもり)が湯築城を築城し、現在地に遷座しています。
現在の社殿は松山3代藩主・松平定長(まつだいらさだなが)が、江戸城での流鏑馬(やぶさめ)の成功を感謝し、寛文4年(1664年)から3年の歳月をかけて建て替えたもの。
京の石清水八幡宮を模した八幡造で、屋根は檜皮葺き、正面と向拝の柱には金箔など細部にわたって装飾が施され、華麗な桃山時代の様式を伝えています。
また随所に神仏習合時代の名残(宝厳寺と石手寺が別当)、廻廊の内部蟇股(かえるまた)ですが、に一遍上人遊行の姿が描かれるなど仏教建築の細部意匠も見られ、天応元年( 781 年)、宇佐八幡神を護国霊験威力神通大菩薩と称したことに始る神仏習合時代の名残をとどめています。
本殿のほか、本殿前の申殿(もうしどの)、楼門、廻廊なが、国の重要文化財に指定。
京都の石清水八幡宮、大分の宇佐神宮とともに「日本三大八幡造り」とも。
例大祭は毎年10月6日に齋行。
伊佐爾波神社 | |
名称 | 伊佐爾波神社/いさにわじんじゃ |
所在地 | 愛媛県松山市桜谷町173 |
関連HP | 伊佐爾波神社公式ホームページ |
電車・バスで | 伊予鉄道城南線道後温泉駅から徒歩5分 |
ドライブで | 松山自動車道松山ICから約7.5km |
駐車場 | 57台/1時間まで無料、以降有料 |
問い合わせ | 伊佐爾波神社 TEL:089-947-7447/FAX:089-943-3437 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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