広島県尾道市と愛媛県今治市を結び芸予諸島を渡る「瀬戸内しまなみ海道」(西瀬戸自動車道)途中、大三島と伯方島(はかたじま)との間、海の難所、鼻栗瀬戸(はなぐりせと)に架かるのが大三島橋。神戸・鳴門ルート、児島・坂出ルート、そして尾道・今治ルートと3ルートある本州四国連絡橋の海峡部に架けられた橋としては唯一のアーチ橋です。
本州四国連絡橋で最初に架橋された橋で、唯一のアーチ橋
全長328m(アーチ支間297m)で、本州四国連絡橋のなかでは伯方橋(橋長325m)に次いで短い橋ですが(単独橋としては最短)、アーチ支間長297mは、完成当時日本最長でした(現在は国内3位のアーチ橋)。
実は、この大三島橋、昭和54年5月13日供用開始で、本州四国連絡橋の橋の中で最初に開通した橋梁なのです。
舗装の材料・施工方法などは、その後の本州四国連絡橋のパイロット的な役割を果たしています。
自転車歩行者道が設けられ、瀬戸内しまなみ海道のサイクリングは、他の橋同様に安全快適に走行できます。
見落としがちな橋ですが、美しいアーチ橋なので、橋の大三島側にある鼻栗瀬戸展望台などに寄り道して橋を眺めるのもおすすめです。
大三島橋 | |
名称 | 大三島橋/おおみしまばし |
所在地 | 愛媛県今治市伯方町伊方〜上浦町瀬戸 |
関連HP | しまなみ海道公式ホームページ |
問い合わせ | 本州四国連絡高速道路お客さま窓口 TEL:078-291-1033 |
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