野間灯台(野間埼灯台)

野間灯台(野間埼灯台)

愛知県知多郡美浜町、伊勢湾に面した灯台が野間灯台。知多半島で灯台といえば、この野間灯台を指すというほど有名な灯台。夏は海水浴で賑わう小野浦海岸の北、砂浜の途切れた場所に建つ異色の灯台です。正式名は野間埼灯台で、灯台といえば岬を思い浮かべますが、夏には水着の見物客も多いのが特徴。

知多半島で唯一の主要灯台

伊勢湾ではおにぎり型の神島に灯台が築かれたのが明治43年。
少し遅れて野間灯台(野間埼灯台)が大正10年3月10日に初点灯していいます。
というわけで愛知県では最初に点灯した灯台がここ。
塔高は18mで、灯火標高は20m。
LED灯器が8.0海里(14.8km)先まで光が届きます。

知多半島には海上から目印になるような高台がない、野間の沖合いで船が方向を変えるなどの点から砂浜の脇に灯台が建設されたのです。

黄昏時には伊勢湾越しに、御在所岳、鎌ヶ岳など鈴鹿山脈がアルプスのように立ちはだかる絶景を眺めることも。
同じ美浜町に恋の水神社があることもあって、近年は恋愛成就のジンクスでも知られ、「絆の鐘」が設置されている。
ちなみに対岸の三重県側に建つ灯台は、贄埼灯台(にえさきとうだい/三重県津市)です。

野間灯台(野間埼灯台)
名称 野間灯台(野間埼灯台)/のまとうだい(のまざきとうだい)
所在地 愛知県知多郡美浜町小野浦
関連HP 愛知県美浜町観光協会観光協会公式ホームページ
電車・バスで 名鉄知多新線野間駅、または、内海駅からタクシーで5分
ドライブで 南知多道路南知多ICから約8km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 愛知県美浜町観光協会 TEL:0569-83-6660/FAX:0569-87-5550
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
恋の水神社

恋の水神社

愛知県知多郡美浜町にある古社で、少名彦命がこの地に湧く水を飲んで病気が快癒したという伝承があるのが恋の水神社。允恭天皇(いんぎょうてんのう)の御代(5世紀)に大和国大神神社のお告げで藤原仲興に延命の神水探索を命じたとも、聖武天皇(在位724

 

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