丈山文庫

丈山文庫

愛知県安城市にある江戸時代の文人、石川丈山(いしかわじょうざん)ゆかりの施設が丈山文庫。石川丈山は京の詩仙堂で有名ですが、三河国碧海郡泉郷(現在の愛知県安城市和泉町)の出身で、代々徳川家(松平家)に仕えた武士でした。丈山文庫は、京で書斎としていた学甫堂を故郷に移築したもの。

詩仙堂で有名な石川丈山の書斎を移築

丈山文庫
石灯籠にも注目

石川丈山は、天正11年(1583年)、松平家(徳川家)に仕えるる安城譜代の家臣の家に生まれ、父・信定没後の慶長3年(1598年)、16歳で徳川家康の近侍に。
33歳の大坂夏の陣では最初に敵将・佐々十左衛門を倒していますが、先陣争いを禁じた軍律に背いたことで蟄居の身となり、武士を捨てて妙心寺で仏門に入っています。

丈山文庫は、石川丈山が京・相国寺近くの睡竹堂(すいちくどう)に隠棲し、書斎としていた学甫堂を、昭和44に故郷である現在の安城市に移築したもの。
3畳の間に床の間をつけた茶室風の建物。
遺墨などとともに内部を公開しています。
横に据すえられた石灯籠は江戸時代の初期に京にだけ流行したといわれる特殊な灯籠で、白川花崗岩でできています。

300mほど南には京・詩仙堂を模した庭園「丈山苑」もあり、石川丈山を偲ぶことができます。

安城における石川家ですが、先祖石川信貞の代に、 安祥城主・松平長親(松平氏を戦国大名として飛躍させるための基礎を築いた)に従い、祖々父・石川信治は松平清康(安祥城城主・岡崎城主)に仕えて和泉郷(現・安城市和泉町) を所領。
祖父・石川正信は松平広忠(徳川家康の父・岡崎城主)に、父・石川信定は徳川家康に仕えてた典型的な三河武士の一族です。

丈山文庫
名称 丈山文庫/じょうざんぶんこ
所在地 愛知県安城市和泉町上之切13
関連HP 安城市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR安城駅からあんくるバスで34分、和泉丈山苑下車、徒歩5分
ドライブで 中部縦貫自動車道和泉ICから約1km
駐車場 5台/無料
問い合わせ 丈山文庫 TEL:0566-92-0621
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

詩仙堂

江戸初期の文人・石川丈山(いしかわじょうざん)が、1641(寛永18)年に造営、31年間隠棲した草庵の跡が詩仙堂。現在は曹洞宗の寺で、正式名は六六山詩仙堂丈山寺です。必見は名の由来となる「詩仙の間」。狩野探幽による中国の三十六詩仙の肖像に、

 

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