別宮八剣宮

別宮八剣宮

熱田神宮の境内、一の鳥居(南門)の西側に鎮座する別宮で、和銅元年(708年)、阿倍宿奈麿(あべのすくなまろ)、多治見真人池守を勅使として、新造の宝剣を納めて創建したという古社が別宮八剣宮。祭神は本宮と同じ熱田大神(あつたのおおかみ)で社殿の造りも本宮と同様です。

熱田神宮の別宮で織田信長、徳川家康の尊崇も

別宮八剣宮

武士の信仰が篤く、織田信長、徳川家康、徳川義直、徳川綱吉が社殿を造営修築しています。
とくに信長の社殿造営は天正3年(1575年)5月13日の長篠の出兵に際し、熱田神宮の宮大工の棟梁・岡部又右衛門(おかべまたえもん)に命じたもの。
関ヶ原の合戦前年の慶長4年(1599年)に徳川家康が浅野長政に命じて本殿を造営し、寛永7年(1630年)尾張藩主・徳川義直が修築、さらに貞享3年(1686年)には第5代将軍・徳川綱吉が社殿の造営を行なっています。

以前は現在地からやや東方に鎮座し、明治26年の改造の際、現社地に遷座しました。
ちなみに八剣宮の「八」は「弥々」と読み、永遠の剣の宮の意。

別宮八剣宮
名称 別宮八剣宮/べつぐうはっけんぐう
所在地 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
関連HP 熱田神宮公式ホームページ
電車・バスで 地下鉄名城線熱田神宮西駅から徒歩7分
ドライブで 名古屋高速大高線堀田ランプから約1km
駐車場 東門駐車場(300台/無料)・西門駐車場(40台/無料)・南門駐車場(60台/無料)、12月31日~1月5日、6月5日は駐車場利用不可
問い合わせ 熱田神宮 TEL:052-671-4151
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

熱田神宮

2017年3月7日

 

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