愛知県名古屋市港区金城ふ頭3丁目、名古屋港金城ふ頭は、名古屋市が構想するモノづくり文化交流拠点。そのひとつが、リニア・鉄道館~夢と想い出のミュージアム~。JR東海が運営する鉄道博物館(平成23年開館)で、MLX01形リニア車両、0系新幹線電車、東海地区で活躍した車両などを展示しています。
予約した駅弁を館内で味わうことも可能
0系21形式新幹線電車(昭和46年製造)、922形新幹線電気軌道総合試験車(「ドクターイエロー」)、新幹線初の2階建て車両(食堂車)だった100系168形式新幹線電車、特急「ひだ」のキハ82系気動車、特急「しなの」として活躍したキハ181系気動車、381系電車晩年に飯田線で活躍したモハ52形電車、東海道本線などの中距離輸送用として開発した111系電車の先頭車などおもに東海地区で活躍した実物車両39両、さらには国鉄バス第1号車などが展示されています。
国鉄バス第1号車は、鉄道省が自動車運輸に適した岡多線で昭和5年12月に使用を開始したもので、令和4年3月に「鉄道省営乗合自動車」として国の重要文化財に指定されています。
運転シミュレータ、車掌シミュレータ、日本最大級を誇る鉄道ジオラマ(HOゲージジオラマ)などもあって鉄道ファンでなくてもたっぷりと楽しめます。
シミュレータは、プロの訓練装置をベースとした本格的なシミュレータで、在来線の運転シミュレータ8台(211系・313系タイプ各4台)のほか、実物大「313系」車掌シミュレータが備わっています(先着順、有料)。
車掌シミュレータは、大型モニターに映し出される映像を見ながら、駅では乗降時の安全確認をした上でのドアの開閉を、走行中は車内放送を行なうもので、実際の車掌の訓練に近いものです。
鉄道ジオラマ(HOゲージジオラマ)は、東海道新幹線沿線などの代表的な建物や情景、日常的な人々の様子を精緻に再現し、超電導リニアや700系、N700系新幹線、在来線などの模型車両が走行します。
「超電導リニア展示室」では、わが国が世界に誇る技術である超電導リニアを詳しく、わかりやすく解説。
キッズコーナー、展示歴史室、映像シアター、ミュージアムショップ、デリカステーションもあって1日たっぷりと遊ぶことができます。
また「リニア・鉄道館駅弁予約サービス」もあり、新幹線弁当、ドクターイエローお子様ランチ、東海道新幹線で人気の駅弁、サンドイッチなど、受け取り希望日の2日前まで、ウェブから駅弁や飲み物の予約が可能です(2階のデリカステーションで受け取ります)。
リニア・鉄道館のある金城ふ頭には、LEGOLAND Japan、ナイト・キングダム、ポートメッセなごや、SEA LIFE Centre Nagoyaなどがあり、北側の名古屋フェリー埠頭からは、名港トリトン・名港西大橋をくぐり、仙台・苫小牧とを結ぶ太平洋フェリーが発着しています。
リニア・鉄道館 | |
名称 | リニア・鉄道館/りにあ・てつどうかん |
所在地 | 名古屋市港区金城ふ頭3-2-2 |
関連HP | リニア・鉄道館公式ホームページ |
電車・バスで | 名古屋臨海高速鉄道金城ふ頭駅から徒歩2分 |
ドライブで | 伊勢湾岸自動車道名港中央ICから約800m |
駐車場 | なし/周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | リニア・鉄道館 TEL:052-389-6100 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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