尾﨑士郎記念館

尾崎士郎記念館

長編小説『人生劇場』で有名な尾﨑士郎(おざきしろう)は、明治31年、愛知県幡豆郡横須賀町(現・西尾市吉良町)に生誕。故郷である西尾市に平成14年に開館したのが尾﨑士郎記念館。遺族である尾﨑清子・尾﨑俵士親子らから寄贈された4000点以上もの遺品を収蔵展示しています。晩年を過ごした東京都大田区にあった書斎も移築。

遺族が西尾市に寄贈した膨大な遺品を中心に展示

尾崎士郎記念館

尾﨑士郎は、尾﨑家三男として生まれ、旧制の岡崎中学校に進学。
大学は東京に出て、早稲田大学に進学。
大正10年、『時事新報』の懸賞小説で「獄中より」が第2席で入選し、本格的な作家生活に入ります。

昭和8年3月から都新聞(みやこしんぶん=現・東京新聞)に連載された『人生劇場 青春篇』の中川一政が描いた挿絵の原画や、直筆原稿、書簡、著書、学校資料、人生劇場映画資料、芝居等の台本、扁額、愛用品などがさまざまなテーマの企画展を通じて順次公開されています。

平成26年2月、尾﨑士郎没50周年を記念して、「尾﨑士郎賞」を創設し、作品も募集中。
400字詰め原稿用紙5枚以内で記した作文・随筆(エッセイ)で、小学生の部、中学生の部、高校・一般の部に分かれています。

尾﨑士郎は晩年を東京都大田区の馬込で暮らし、「馬込文士村」の中心人物となっています。
昭和39年に亡くなるまでの10年間を過ごした家を復元し、尾﨑士郎記念館として開館しているので、日本には東西2つの尾﨑士郎記念館があることに。

尾﨑士郎記念館
名称 尾﨑士郎記念館/おざきしろうきねんかん
Shiro Ozaki Memorial Hall
所在地 愛知県西尾市吉良町荻原大道通18-1
関連HP 西尾市観光協会公式ホームページ
電車・バスで 名鉄西尾線吉良吉田駅から徒歩20分
ドライブで 東名高速自動車道岡崎IC、音羽蒲郡ICから約26km。岡崎バイパス西尾東ICから約8km
駐車場 吉良図書館駐車場(20台/無料)
問い合わせ 尾﨑士郎記念館 TEL:0563-32-4646
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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