名古屋港のシンボルとなっている3連続の斜張橋「名港トリトン」。伊勢湾岸自動車道の3つの橋のうち、もっとも西側に架るのが名港西大橋です。名港トリトンはトリコロールカラーで名港西大橋は赤く塗装されています。金城ふ頭(名港中央IC)と日本一金持ちの村といわれる愛知県飛島村(飛島IC)を結ぶ斜張橋です。
橋の下を太平洋フェリーが通過
橋長758m、中央径間405mの斜張橋ですが、構造が他の2橋と異なって上下線に分離。
つまり2つの橋が並列されているのです。
上り線の路肩が他の2橋や名港西大橋下り線と異なり、やや狭い(幅員16mと3.4m狭い)のは伊勢湾岸自動車道が新名神・新東名へと連結する東西幹線となる構想以前の設計だから(名二環と同規格)。
昭和59年度の土木学会田中賞作品部門を受賞。
桁下空間は39.4mあり、この橋の下を名古屋〜仙台〜苫小牧を結ぶ名鉄系の太平洋フェリーがくぐります。
名古屋港フェリーふ頭(名古屋市港区空見町)を起点に伊勢湾クルージング(ランチバイキングクルーズ)も行なわれています。
当初、塗装は白に決められていましたが、主塔の高さが航空法に抵触するため、赤く塗装されています。
名称 | 名港トリトン・名港西大橋/めいこうとりとん・めいこうにしおおはし |
所在地 | 愛知県名古屋市港区金城ふ頭〜海部郡飛島村金岡 |
関連HP | 名古屋観光コンベンションビューロー公式ホームページ |
ドライブで | 伊勢湾岸自動車道名港中央ICと飛島ICの間が名港西大橋 |
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