愛知県半田市にあるJR武豊線(たけとよせん)の駅が亀崎駅(かめざきえき)。明治19年3月1日、武豊〜熱田(現・東海道本線)間の開通時に開業した歴史ある駅です。実は武豊線、東海道線敷設のための物資輸送で敷かれた線。「日本最古の現役駅舎」ともいわれていますが、明治28年3月7日に火災の記録があり定かでありません。
明治19年築の「日本最古の現役駅舎」
明治28年3月8日付の地元『扶桑新聞』(明治19年、『東海新聞』、『愛知日報』、『名古屋絵入新聞』の3紙が合併し『扶桑新聞』に。後の『新愛知』で、『中日新聞』の母体)の新聞記事には、「亀崎停車場官舎の焼失」とあるため、記事の通り官舎のみ焼失したとすれば、駅舎は現役日本最古ということに。
もし、駅舎も焼失しているのなら、土讃線の善通寺駅が現役最古の駅舎ということになります。
亀崎駅の駅舎内の建物資産標には、M19年1月とあり、明治19年1月の建築物という可能性も大いにあります。
もともと知多半島の町、亀崎は、日本酒の醸造が盛んで、江戸時代には船足の早い知多廻船を使い、江戸へと酒を運んで栄えました。
安政2年(1855年)創業という料亭「望洲楼」も営業し、会食が可能(手頃なプランも用意されています)。
亀崎駅 | |
名称 | 亀崎駅/かめざきえき |
所在地 | 愛知県半田市亀崎常磐町2-31 |
関連HP | JR東海公式ホームページ |
ドライブで | 知多半島道路半田中央ICから約7km |
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