勢川本店

愛知県豊橋市にある大正3年に割烹旅館として創業したという老舗うどん店「勢川」の本店が勢川本店。東三河に11店舗を数える地元では有名なチェーン店ですが、豊橋カレーうどん、けんちんは、豊橋らしいご当地メニューとして、遠来のうどん好きを唸らせる名物になっています。

「豊橋カレーうどん」を味わうならこの店！

割烹旅館「勢河」として大正3年6月11日に創業した老舗で、昭和27年に食堂「勢川」になり、東三河では有名なうどん、食堂のチェーン店にまで発展しています。
当初の屋号「勢河」は伊勢（三重県）の人と三河（愛知県東部）の人が結婚したことに由来。

その勢川グループの発祥の地となるのが豊橋市松葉町3丁目の勢川本店。
昔ながらの中華そばやオムライス、ハヤシライスなどがありますが、やはり注目は、豊橋のご当地メニューでもある「豊橋カレーうどん」。
うどんにこだわる豊橋では、なんと自家製麺率100％。
さらに従来のカレーうどんでは、カレーが残るという難点があったことを克服するため、器の底から、ごはん、とろろ、カレーうどんという3層構造になっているのです。
カレーうどんと、とろろご飯の合体が豊橋のB級グルメ「豊橋カレーうどん」というわけなのです。

勢川本店で出される「豊橋カレーうどん」の特徴は、肉と油あげを入れ、コクと旨味を出している点。
和風の出汁が効いたカレールーが、自家製の麺によく絡んで、美味。
うどんにうるさい地元の人が選ぶ、名店です。