名古屋港ガーデンふ頭・ふじの広場(タロ・ジロの像)

名古屋港ガーデンふ頭・ふじの広場(タロ・ジロの像)

愛知県名古屋市港区、クルーズ船も接岸する名古屋港ガーデンふ頭。「南極観測船ふじ」が保存、係留される岸壁に整備されたのが、ふじの広場。ふじが実際に使用していたプロペラや主軸、中型雪上車(SM50S)が展示されるほか、タロ・ジロの像があるので、記念撮影にも絶好。

富永直樹の「タロ・ジロの像」が出迎えてくれる

名古屋港ガーデンふ頭・ふじの広場(タロ・ジロの像)

2代目の南極観測船として活躍した「南極観測船ふじ」の甲板から眺めると、ふじの広場が南極のかたちをしていることがわかります。

タロ・ジロの像は、彫刻家で三洋電機の工業デザイナーとしても知られる富永直樹(とみながなおき)の制作で、芸術的な価値も大。
ただし、映画『南極物語』のテーマとなった、タロ・ジロが南極に置き去りになった事件は、第2次南極観測隊なので(第2次南極観測隊が発見、救助)、初代の南極観測船「宗谷」(東京都品川区、船の科学館に係留保存)の時代。
2代目となる「ふじ」とは関係ありませんが、南極にまつわる話題として、ふじの広場のシンボル像として昭和62年に設置されたもの。

設置される中型雪上車も、昭和54年(第21次)〜平成10年(第39次)の南極地域観測隊に使用されたもの(南極観測船「ふじ」は昭和58年に退役)。

南極観測船「ふじ」のプロペラは、直径600mm、長さ1万1500mm、重量2万5800kgで、ステンレス鋳鋼。
プロペラ軸は、直径4900mm、重量2万1700kg、鍛鋼製。
観測船「ふじ」は2軸のプロペラで、南極への荒波を乗り越えました。

ディーゼルエンジンで発電機を駆動し、発生した電力でスクリュープロペラを回転させるディーゼル・エレクトリック方式の機関を採用、1万2000馬力を誇る強大な推進トルクと静寂性を確保していました。

北海道稚内市の稚内公園には、タロ・ジロを含め40頭の樺太犬が稚内公園で訓練されたことから南極観測樺太犬記念碑・樺太犬供養塔が立っています。

初代の南極観測船「宗谷」は、東京・お台場の船の科学館に係留・公開され、ジロの剥製は国立科学博物館(東京・上野)に、タロの剥製は北海道大学植物園(札幌)に収蔵展示されています。
また、当時開業したばかりの東京タワーに15頭の樺太犬記念像が設置されていましたが、国立極地研究所(東京都立川市緑町)に移設されています。

名古屋港ガーデンふ頭・ふじの広場(タロ・ジロの像)
名古屋港ガーデンふ頭・ふじの広場(タロ・ジロの像)
名称 名古屋港ガーデンふ頭・ふじの広場(タロ・ジロの像)/なごやこうがーでんふとう・ふじのひろば(たろ・じろのぞう)
所在地 愛知県名古屋市港区港町1-9
電車・バスで 地下鉄名城線名古屋港駅から徒歩5分
ドライブで 名四国道(国道23号)築地口ICから約1km
駐車場 ガーデンふ頭駐車場(700台/有料)
問い合わせ 名古屋みなと振興財団ガーデン管理課 TEL:052-652-1111/FAX:052-652-8646
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

名古屋港ガーデンふ頭

外洋航路の豪華なクルーズ船が着岸する岸壁や、名古屋港ポートビル、名古屋港水族館、南極観測船ふじの係留されるバース、遊園地の「シートレインランド」などのある名古屋港の観光の中心地。名古屋港ポートビルと名古屋港水族館はポートブリッジで結ばれてい

南極観測船ふじ

「ふじ」は、昭和40年の進水から18年間、南極の極地観測に使用されていた全長100mの観測船(砕氷船)。厚さ80cmまでの氷を連続で砕氷することが可能でした。昭和60年に現役を引退し、名古屋港のガーデン埠頭に永久係留され一般公開されています

南極観測樺太犬記念碑

南極観測樺太犬記念碑・樺太犬供養塔

昭和32年、日本が初めて南極観測に参加するにあたって、現地での物資輸送を目的に犬ぞり隊を編成することになり、派遣されたのが22頭の樺太犬。稚内周辺から集められた樺太犬40頭は、昭和31年3月20日から稚内公園頂上訓練所で8ヶ月間、厳しい訓練

 

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