愛知県知多郡武豊町にある名鉄河和線(めいてつこうわせん)の駅が、上ゲ駅(あげえき)。昭和7年7月1日、河和線の前身、知多鉄道・上ゲ駅として開業した駅で、名鉄屈指の難読駅名で珍駅名。駅名は駅南東側、武雄神社一帯の字名である上ゲ(あげ)に由来。
駅の南東が上ゲ、駅の北東はヱケ屋敷
もともと明治24年、町村制の施行で誕生した武豊町は、長尾村氏神・武雄神社と大足村氏神・豊石神社の頭文字合成。
大字はなく、小字の集合体だった地で、上ゲ近くにはヱケ屋敷(えげやしき)という風変わりな字名も残されています。
ヱケ屋敷は、武雄神社の神官の屋敷があった地で、上ゲも武雄神社を敬う意味の上ゲ、もしくは長尾城(武豊町金下、武豊町立武豊小学校の東南)の本丸を見上げる地に由来する地名です。
武雄神社は、もともと長尾城主・岩田氏の館跡だった地です。
上ゲ駅 | |
名称 | 上ゲ駅/あげえき |
所在地 | 愛知県知多郡武豊町下門23-5 |
関連HP | 名鉄公式ホームページ |
問い合わせ | 太田川駅 TEL:0562-32-0236 |
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