豊橋鉄道市内線・井原電停交差点(鉄道日本一の急カーブ)

豊橋鉄道市内線・井原電停交差点(鉄道日本一の急カーブ)

愛知県豊橋市平川町、豊橋鉄道市内線(東田本線)の井原停留所のある井原電停交差点は、赤岩口停留場と運動公園前停留場への路線の分岐点。このうち運動公園前への軌道は、R11(曲線半径11m)という、鉄道日本一の急カーブとなっています。

電車が線路から外れるように曲がる

R18が限界とされる路面電車のなかでも、それをはるかに凌ぐ日本一の急カーブ。
東海道をルーツとする国道1号を走る(市役所前停留場〜東八町駅停留場間)路面電車としても唯一のものですが、電車が線路から外れるように曲がる急カーブは、競輪場前の民家の駐車場のような留置線とともに撮り鉄をうならせています。

 運動公園前までの支線は昭和57年7月31日に開通していますが、その際に生まれたのがこの急カーブです。
豊橋鉄道は、超低床車両のT1000形はこのカーブを曲がることが不可能なため、赤岩口方面への本線のみの運用となっています。

豊橋にある鉄道模型「Nゲージ天国」の酒井康明代表によれば「模型でも井原電停交差点のカーブは難しい」というほどの急カーブなんだとか。

ちなみに、普通鉄道で日本一の急カーブは、道路との併用区間を走る江ノ島電鉄・龍口寺前交差点です。

豊橋鉄道市内線・井原電停交差点(鉄道日本一の急カーブ)
名称 豊橋鉄道市内線・井原電停交差点(鉄道日本一の急カーブ)/とよはしてつどうしないせん・いはらでんていこうさてん(てつどうにほんいちのきゅうかーぶ)
所在地 愛知県豊橋市平川町
電車・バスで 豊橋鉄道井原駅からすぐ
ドライブで 東名高速道路豊川ICから約9km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
豊橋市電(豊橋鉄道市内線)

豊橋市電(豊橋鉄道市内線)

東海地区で唯一の路面電車が、豊橋市電(豊橋鉄道市内線)。正式名は、東田本線ですが、地元では市内電車の意味で市電、豊橋鉄道も渥美線と区別して市内線と呼んでいます。東海道新幹線、在来線、名鉄の豊橋駅前の駅前〜赤岩口(4.8km)、井原停留場〜運

 

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