立山黒部アルペンルート「雪の大谷」を楽しむ裏技とは!?

雪の大谷

アジアからの旅行者が、4月、5月に日本を目指す大きな目的のひとつが、立山黒部アルペンルート途中、立山高原道路の最高所、室堂平(むろどうだいら)に全線開通時(例年4月15日)から6月頃まで楽しむことができる、雪の回廊。「雪の大谷」とネーミングされるその回廊を楽しむ裏技とは!? 取材でわかったのんびり楽しむ方法を報告します。

巨大な雪の壁を歩くことができる反面、実は歩行者天国並みの大盛況

雪の大谷

日中は、路側をゾロゾロと歩きます

残雪の立山黒部アルペンルート、実は、アジアからの観光客で大賑わい。
標高2450mの室堂に建つ日本ホテル協会加盟の豪華ホテル「ホテル立山」も、標高1900mの広大な高原に建つ「弥陀ヶ原ホテル」も、この開通直後は雪原の中。

富山側から立山黒部アルペンルートをに入る場合には、山麓の立山駅から立山ケーブルで美女平へ。
さらに美女平から立山高原バスで弥陀ヶ原を経て、長大な高原地帯をうねうねと高度を稼いで室堂を目指します。
その室堂バスターミナル(ターミナルの上が日本最高所のホテル「ホテル立山」)に到着する直前の数百メートルにわたって展開する雪の回廊が、「雪の大谷」です。
八甲田山、八幡平、蔵王山、磐梯吾妻スカイライン、志賀高原など全国に出現する雪の回廊のなかでも、その規模はダントツで、雪の多い年には高さ20mを超える雪の壁が誕生します。

「GPSで掘り進むのですが、この雪の大谷部分だけは専熟練した技術を有するスペシャリスト2人が担当しています」とホテル立山の関係者は解説します。

その雪の大谷ですが、高原バスや観光バスが走行するので(一般車両の通行は禁止されています)、路側にロープを張って歩行者用の通路を確保。
「雪の大谷ウォーク」は、その通路を使って、室堂ターミナルと雪の大谷最高所までの片道約400mを往復するスタイルとなっています。

最終バスが出た後に実施のスペシャルウォーク!

雪の大谷

宿泊者専用ウォークならホテル立山スタッフのガイド付き!

雪の大谷

こんな、無人の雪の大谷の撮影も可能です

無料で歩くことができるのですが、難点は、外国人観光客が多いので、路側のロープに守られた通路が、歩行者天国のように大混雑すること。
インスタ映えする写真を撮ろうにも、わんさわんさの人波に圧倒されて、実現が難しい感じになっています。

そんな「わんさわんさの人波」と「ロープに守られた通行」を解消できるのが、ちょっとフンパツして「ホテル立山」に宿泊し、夕方、一般入場時間終了後に宿泊者貸切で歩く「雪の大谷ウォーク」に参加する手。

室堂ターミナル17:05発の最終バスが美女平へと下るのを待って、宿泊者専用のウォーキングが開催されるというわけなのです。

通常の時間帯ではロープに守られた路側を歩くのですが、この「ホテル立山」宿泊者専用タイムなら、そんなロープも取り払われて、道の真中を堂々と、行進!

関係車両の走行があるためホテルのスタッフが参加者の前後をきっちりと見守りながら歩くので、安心安全です。
しかも、ガイド付きなので、「雪の大谷」に隠された秘密、除雪の苦労話などを知ることもできるのです。

せっかく、立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」を歩くのなら、ぜひ「ホテル立山」への宿泊をおすすめします。

立山黒部アルペンルート「雪の大谷」(雪の回廊) DATA

立山黒部アルペンルート「雪の大谷」(雪の回廊)
Yuki-no-Otani(Snow Wakk),Tateyama Kurobe Alpine Route
開催期間 4月15日〜6月下旬(雪の融け具合によって変更)
関連HP 立山黒部アルペンルート公式ホームページ
所在地 富山県中新川郡立山町芦峅寺
場所 雪の大谷
電車・バスで 富山地方鉄道立山駅から立山黒部アルペンルート利用
ドライブで 北陸自動車道立山ICから約23kmで立山駅駐車場
長野自動車道安曇野ICから約40kmで扇沢駐車場
駐車場 立山駅駐車場(900台/無料、混雑時は臨時駐車場を600台/無料を開設)
扇沢駐車場(350台/有料、230台/無料、混雑時は臨時駐車場を600台〜800台/有料を開設)
問い合わせ 立山黒部アルペンルート オフィシャルガイド TEL:076-432-2819
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

取材協力/富山県観光振興室、ホテル立山、立山黒部貫光

室堂ターミナル

2018.04.29

立山黒部アルペンルート開通/雪の大谷(雪の回廊)

2018.03.25

 

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プレスマンユニオン編集部

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

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