知床・道東へ安く行く方法(その3)ANAなら「いっしょにマイル割」

たんちょう釧路空港

知床・道東にいかに安く行くかは非常に悩ましい問題です。取材班が東京から知床を目ざすとき、仕事で、家族旅行で使っているのが「たまったマイルを使う」です。前提として、Tポイントも、クレジットのポイントもANAのマイルに変えているのですが・・・。実は、それが実に効率的な道東へのアプローチ方法になっているのです。

単純にマイルをチケットに交換しない!

まず、注意したいのは、マイルを単純にチケットに交換しないという点。
使うのはANAでいえばマイル利用を含む2人から4人の旅行で利用できる「いっしょにマイル割」。

1万マイル以上所有するANAマイレージカードの会員が申し込めるのが「いっしょにマイル割」。申し込む当事者はなんと国内全路線往復1万マイルでOKとなるのです。

3人までの同伴者(同伴者はANAマイレージカードがなくても構いません)は往復1万50000円から1万9000円か、2万1000円から3万6000円で目的地を往復できるスグレもの(この同伴者の運賃は路線と搭乗日により異なります)。
予約開始は搭乗日の2ヶ月前。
復路は2ヶ月と14日前から予約が可能。
支払いは予約当日のみとなります。

「いっしょにマイル割」がなぜ得なのか?

結論から先にいえば、羽田〜根室中標津、羽田〜女満別、羽田〜釧路は、正規料金が片道5万円弱。
往復だと9万円以上です。

ANA VALUE(以前の特割)を使っても往復すれば最低でも4万円、下手をすれば7万円以上とまさに「高嶺の花」。
日本屈指の高額路線というわけです。

この高額路線を、申し込みのAMC(ANAマイレージカード)会員も本来、ひとりで使えば1万5000マイル必要なところを、1万マイルで済むので、「5000マイル得する」計算に(得したマイルは次回の「いっしょにマイル割」に使います)。

同伴者の3人も本来は4万〜7万以上かかるところを半額以下の2〜3万で済んじゃうわけなのです(しかも通常のマイルの75%もマイルがたまります)。

4人で旅すれば、十数万円がお得

路線と搭乗日によりますが、取材班がよく使う羽田〜釧路、羽田〜中標津、羽田〜女満別だと、4人で十数万安くなることもしばしばです。
デメリットといえば、早めに予約しないといけない(販売座席数が限られます)、変更が難しい(航空券の名義および予約の変更はできません。ただし、搭乗当日出発空港にて出発時に空席がある場合は、予約便より前の同一区間の便に搭乗できます/全員での変更が必要です)、座席数は便ごとに限りがあり、便によっては設定がないなど。

しかし、ファミリーで使えば(ANAカードファミリーマイルでの予約は不可)、道東・道北、沖縄往復などが本人1万マイル(Tポイント換算で2万ポイント=2万円分)、家族3人が7万〜8万円程度でOKになります。

取材班やその家族は、「いっしょにマイル割」の活用で一気に知床・道東が近くなったのです。

掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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