昭和の気動車「キハ40」改造の「べるもんた」が北陸DCで増発!

べるもんた

2024年10月1日(火)~12月31日(火)にJRグループが展開する「北陸デスティネーションキャンペーン」。それに合わせて氷見線、城端線に運行の「ベル・モンターニュ・エ・メール~べるもんた~」が増発。土曜は城端線、日曜は氷見線に運転されるだけでなく月曜も城端線と氷見線交互に運転(12月30日除く)。

860円(乗車券+指定席券)で観光列車に乗車できる!

観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」(JR氷見線) の事前予約可能な車内販売プラン

ノスタルジックを誘う昭和の気動車として鉄道ファンや旅好きに人気の国鉄キハ40系気動車。
1977年(昭和52年)〜1982年(昭和57年)にかけて計888両が製造され、日本全国各地に投入されましたが、現在はJR西日本、JR九州、JR北海道の一部路線などで現役で定期運用されるほかは、観光列車やジョイフルトレインに改造されるか、廃車となっています。

「リゾートしらかみ」もキハ40系の改造車ですが、もともイメージをとどめていません。
それに対して、「キハ40系王国」ともいえるJR西日本の「ベル・モンターニュ・エ・メール~べるもんた~」は、キハ40 2027の改造車で、2015年10月10日から運行を開始しています。

ベル・モンターニュ・エ・メール(Belles montagnes et mer)は、フランス語で「美しい山と海」の意。
高岡駅を起点に城端線は山側に、氷見線は海側に伸びること、そして富山湾越しに北アルプスを眺める雨晴海岸の絶景などをイメージする名前で、「走るギャラリー」がコンセプトの観光列車です。
あえてフランス語にしているのは、北陸新幹線開業後に、訪日外国人観光客を意識してのこと。
絶景ポイントではしばらく停車するサービスもあります。

全席指定で、たった1両編成の観光列車なので、早めの予約が必要(1ヶ月前からJRみどりの窓口や主な旅行会社で、指定席券530円を発売/JR西日本のネット予約サイトに登録すれば、オンラインでも予約が可能)。
とくに、氷見線では海側・立山連峰側のカウンター席は人気が高いので、早めの購入を。
新高岡駅〜氷見駅間は所要55分(18.3km)、高岡駅〜城端駅間所要50分 (29.9km)です。
新高岡〜氷見間は乗車券330円+べるもんたの指定席券530円で、860円。
つまりは860円で、記念乗車証付き(べるもんたに乗車すると、記念乗車証がもらえます)。

車内には「井波彫刻」が施された欄間や、「高岡銅器」をイメージした吊り革など沿線の伝統工芸が配され、車内も「走るギャラリー」に(加えて車窓の風景そのものが、アート)。
さらに食のサービスとして、板前が同乗して握りたての寿司「ぷち富山湾鮨と富山の逸品セット」(富山湾の新鮮な海の幸を使った寿司5貫と、富山の逸品1種、氷見市特産はとむぎ茶がセットで2500円)、「ぷち富山湾丼セット」(少し小ぶりの海鮮丼と氷見市特産はとむぎ茶がセットで3500円)、「ほろ酔いセット」(沿線の地酒1杯に沿線4市のおつまみ4種類が付いて1800円)を味わうこともできます。

「ぷち富山湾鮨と富山の逸品セット」、「ぷち富山湾丼セット」、「ほろ酔いセット」などはそれぞれ3日前17:00までの予約がおすすめ。
「ぷち富山湾鮨と富山の逸品セット」は、当日販売もありますが、数量限定で売り切れることも。


べるもんた
ぷち富山湾鮨と富山の逸品セット
昭和の気動車「キハ40」改造の「べるもんた」が北陸DCで増発!
開催日時 2024年10月1日(火)~12月31日(火)
関連HP べるもんた公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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