深沢銭洗弁財天
箱根登山鉄道塔ノ沢駅の上りホームのはずれに祀られている銭洗弁財天。大正8年に登山鉄道は開業していますが、銭洗弁財天は塔之沢温泉に宿泊していた相場師で、松井証券(松井房吉商店)創始者・松井房吉の夢枕に白蛇が現れたことがきっ…
箱根登山鉄道塔ノ沢駅の上りホームのはずれに祀られている銭洗弁財天。大正8年に登山鉄道は開業していますが、銭洗弁財天は塔之沢温泉に宿泊していた相場師で、松井証券(松井房吉商店)創始者・松井房吉の夢枕に白蛇が現れたことがきっ…
神奈川県厚木市にある高野山真言宗の古刹、長谷寺(飯山観音)。神亀2年(725年)、行基の開山と伝わり、坂東三十三観音の第6番霊場。本尊は十一面観世音菩薩。縁結びにご利益があるとして、カップルの訪れも多い。東国花の寺百ヶ寺…
神奈川県伊勢原市の山中にある高野山真言宗の寺、日向薬師(宝城坊)。本尊は薬師瑠璃光如来(平安中期の作、国の重要文化財)で、中世から薬師霊場の日向薬師として親しまれ、愛知県の鳳来寺(峯薬師)、高知県の豊楽寺(柴折薬師)など…
京都市右京区にある全国に900社ほどある愛宕神社(あたごじんじゃ)の総本社が、愛宕神社。大宝年間(701~704年)に修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)と白山を開いた泰澄が朝廷の許しを得て朝日峰(愛宕山)の頂に社…
京都府京都市左京区にある浄土宗の開祖・法然上人の弟子、安楽、住蓮ゆかりの寺、安楽寺。鎌倉時代の初め、斬首に処された安楽、住蓮の菩提を弔うため、法然上人が建立した寺で、江戸時代初めに現在地に移っています。普段は非公開で、桜…
京都府京都市中京区、京都の繁華街、新京極通に面して建つ小さなお堂が、通称「蛸薬師」として有名な蛸薬師堂永福寺。養和元年(1181年)創建の深草浄土宗の寺で、元は二条室町にありましたが、豊臣秀吉の京の都市改造(天正の地割)…
名古屋城を中心に、観音様の慈悲を求める民衆の信仰を集めた4ヶ所の観音を祀る寺が尾張四観音(おわりしかんのん)。笠寺観音(笠覆寺)、甚目寺観音、荒子観音、龍泉寺の4ヶ寺で、名古屋城を中心にその一年の福徳を司る歳徳神(としと…
愛知県名古屋市守山区と瀬戸市の境にある標高198.4mの東谷山(とうごくさん/名古屋市の最高峰)の山頂に鎮座する古社が尾張戸神社(おわりべじんじゃ)。古来、信仰を集めた霊山で、尾張国造・尾張氏の本貫地で、祭神も尾張氏の祖…
奈良県奈良市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載される古社が氷室神社(ひむろじんじゃ)。平城京遷都後の和銅3年(710年)、春日野に築かれた氷室がルーツという古社で、奈良に都がある時代には宮中に氷を献上していました…
兵庫県神戸市兵庫区氷室町に鎮座する古社、氷室神社。『日本書紀』仁徳天皇62年の夏の条に額田大中彦皇子(ぬかたのおおなかつひこのみこ)が闘鶏野(つげの)で氷室を発見したと記され、氷室神社境内の氷室旧跡だと推測されています。…
兵庫県神戸市須磨区にある高野山真言宗の寺、妙法寺。神戸市営地下鉄に妙法寺駅という駅名がありますがその駅名の由来となる寺。天平10年(738年)、行基開基と伝わる古刹で、本尊・木造毘沙門天立像は平安時代の作で国の重要文化財…
兵庫県神戸市西区押部谷町木津(きづ)の断崖に刻まれた磨崖仏(まがいぶつ)が木津の磨崖仏。礫岩と砂岩の崖(高さ5.6m、幅100m)に刻まれた像高42cmの阿弥陀如来坐像とその左右に3体ずつ配された像高25.2cm~28….
兵庫県伊丹市寺本にある高野山真言宗の古刹、昆陽寺(こやでら・こんようじ)。創建は天平3年(731年)で、奈良時代の名僧、行基が創立した畿内49院の一つに数えられています。行基が、この地を開拓し、昆陽池(こやのいけ)を造成…
兵庫県尼崎市久々知(くくち)、広済寺の北側に隣接する須佐男神社(久々知須佐男神社)は、天徳元年(957年)、源氏の頭領として摂津一帯に勢力を誇っていた多田満仲(ただのみつなか=源満仲)の勧請により建立された古社。主祭神は…
兵庫県神戸市兵庫区にある古社、和田神社(わだみや)。社伝によれば蛭子大神が淡路島から本土に渡るとき、上陸したのが和田岬で、蛭子の森(現社地の西800m)に祀られたのが始まり。日宋貿易で栄えた兵庫津(現在の神戸港)に平清盛…
兵庫県南あわじ市にある国生みの聖地がおのころ島神社。鎮座する丘は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)による国生み・神産みの舞台となった日本神話に登場する自凝島(おのころじま)と伝わる場所です。日本…
兵庫県宍粟市(しそうし)一宮町にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載の古社(名神大社)が伊和神社。播磨国一之宮で、海神社(神戸市垂水区)、粒坐天照神社(いいぼにますあまてらすじんじゃ/たつの市)とともに播磨三大社の一…
兵庫県神戸市灘区摩耶山町にある高野山真言宗の大本山が摩耶山天上寺(まやさんてんじょうじ)。飛鳥時代の大化2年(646年)、孝徳天皇の勅願でインドの高僧・法道仙人の開基と伝えられる古刹。当初の寺は中腹にありましたが、現在は…