願成就寺
大分県速見郡日出町にある天台宗の古刹、願成就寺(がんじょうじゅじ)。養老年間(717年~724年)、六郷満山の創建者・仁聞(にんもん)が建立、天徳4年(960年)、空也上人が再興したと伝えられます。国東六郷満山の総結願寺…
大分県速見郡日出町にある天台宗の古刹、願成就寺(がんじょうじゅじ)。養老年間(717年~724年)、六郷満山の創建者・仁聞(にんもん)が建立、天徳4年(960年)、空也上人が再興したと伝えられます。国東六郷満山の総結願寺…
和歌山県新宮市にある、神仏習合の熊野十二所権現を祀り、熊野信仰の中枢を担う熊野三山のひとつが、熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)。「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)…
愛媛県松山市、道後温泉に神功皇后(じんぐうこうごう)伝説も残る古社が、伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)。平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載の式内社。神功皇后が温泉に入浴する際に利用した行宮跡に創建という伝承です。八幡…
愛媛県今治市国分ににある真言律宗の古刹、国分寺(四国八十八ヶ所霊場第59番札所)。天平13年(741年)、聖武天皇の勅願で、諸国に建立された国分寺のひとつ(伊予国分寺)で、行基開基と伝わる名刹。本尊は薬師如来。境内の東方…
愛媛県今治市玉川町別所にある高野山真言宗の古刹、仙遊寺。海抜300mの作礼山(されいざん)の山頂にあり、地元では「おされさん」と親しまれています。天智天皇の勅願で伊予の国守・越智守興(おちもりおき)が建立、のちに空海(弘…
愛媛県今治市玉川町にある高野山真言宗の寺、栄福寺(四国八十八ヶ所霊場第57番札所)。山号は府頭山、本尊は阿弥陀如来、かつて空海が府頭山で瀬戸内海の風波海難の平易を祈願して護摩供を修したことから、海陸安全の神として信仰され…
生駒山(642.3m)の西麓、大阪府東大阪市に鎮座する古社が、石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)。創建は神武天皇の御代と伝わり、神社名の由来は、祭神の神威が強固な岩をも切り裂くほど偉大ということから。霊力のある剣と…
愛媛県西条市にある真言宗の寺、香園寺。聖徳太子が父である用命天皇の病気平癒を祈願して創建したと伝わる古刹で、四国八十八ヶ所霊場第61番札所。寺は「子安大師」と呼ばれ、安産祈願に訪れる人が多いのも特徴。
愛媛県西条市、西日本最高峰・石鎚山中腹にある四国八十八ヶ所霊場第60番札所・横峰寺は、四国遍路中、雲辺寺に次ぐ高所で、霊峰・石槌山の西の遥拝所。横峰寺の奥の院として機能するのが、国の名勝にもなっている星ヶ森(横峰寺石鎚山…
愛媛県西条市、西日本最高峰・石鎚山中腹、標高750mのところにある真言宗御室派の寺、横峰寺(よこみねじ)。空海(弘法大師)自刻と伝わる大日如来像が本尊で、四国八十八ヶ所霊場第60番札所。神仏習合時代の石鎚山の西遥拝所。四…
愛媛県西条市にある真言宗東寺派の寺、吉祥寺(きちじょうじ)。弘仁年間(810~824)、空海開基と伝わる寺で、四国八十八ヶ所霊場第63番札所。かつては21坊を有する大寺でしたが、羽柴秀吉の四国平定の際に全焼、万治2年(1…
愛媛県四国中央市、法皇山脈(ほうおうさんみゃく)北側の標高400mの台地に建つ真言宗高野派の古刹、三角寺(さんかくじ)。四国八十八ヶ所霊場第65番札所で、伊予国(愛媛県)の最後の札所、讃岐国(香川県)との関所寺にもなって…
愛媛県西条市洲之内にある真言宗石鈇派総本山の寺、前神寺(まえがみじ)。霊峰石鎚山の麓に建つ、石鎚信仰の根本道場で、四国八十八ヶ所霊場第64番札所。奈良時代、修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ=役行者)により開かれ、桓武天…
愛媛県宇和島市三間町の田園地帯に建つ真言宗御室派の古刹、仏木寺(ぶつもくじ)。大同2年(807年)、空海が楠の大木で刻んだ大日如来を本尊として開基した古刹で、四国八十八ヶ所霊場第42番札所。7月丑(うし)の日(土用の丑の…
愛媛県宇和島市、三間平野を見下ろす小高い山の中腹に建つ、四国八十八ヶ所霊場第41番札所が、稲荷山護国院龍光寺。大同2年(807年)、この地を訪れた空海が稲荷大明神を安置したのが始まりと伝えられる古刹です。真言宗御室派の寺…
高知県高知市長浜に鎮座する古社が、若宮八幡宮。文治元年(1185年)、源頼朝が祖父・源為義の京の邸宅跡に六條若宮八幡宮を創建した際、土佐国吾川郡を神領とし、その鎮護のために建立されたのが若宮八幡宮。八幡神は武神として崇め…
鳥取県東伯郡三朝町(みささちょう)、ラジウム温泉で有名な三朝温泉街に架る3つの橋(かじか橋、三朝橋、恋谷橋)のうちもっとも上流側に位置するのが恋谷橋。平成23年に公開された映画『恋谷橋』(主演・上原多香子、監督・後藤幸一…
秋田県能代市二ツ井町、大きく蛇行する米代川の畔にある、かつての羽州街道の難所のひとつだったのが、きみまち阪。地名の由来は、明治14年、明治天皇の東北御幸途中、皇后から届いた長旅の天皇を気遣い「大宮のうちにありてもあつき日…