富士山本宮浅間大社 拝殿・幣殿
世界遺産「富士山‐信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産になっている、富士山信仰の中心、富士山本宮浅間大社。本殿へと続く拝殿・幣殿は、本殿同様に駿府隠居の前年の慶長9年(1604年)、徳川家康が造営したもの。本殿と拝殿をつな…
世界遺産「富士山‐信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産になっている、富士山信仰の中心、富士山本宮浅間大社。本殿へと続く拝殿・幣殿は、本殿同様に駿府隠居の前年の慶長9年(1604年)、徳川家康が造営したもの。本殿と拝殿をつな…
慶長9年(1604年)、徳川家康が関ヶ原合戦の戦勝のお礼、徳川幕府の安泰を祈願して造営した社殿のひとつが本殿。「浅間造り」(せんげんづくり)という浅間大社独自の造りで、2階建ての楼閣造りになっています。1階は5間4面葺卸…
富士山頂火口の北側、富士登山道の吉田口・須走口の山頂に鎮座するのが久須志神社(くすしじんじゃ)。富士宮の富士山本宮浅間大社の奥宮です。火口南側の富士宮口山頂にある奥宮と対をなす存在で、山頂到達後はお鉢めぐりが習わしとなっ…
富士宮口山頂に鎮座するのが富士山頂上浅間大社奥宮。富士宮にある富士山本宮浅間大社の奥宮です。富士講全盛の神仏習合の時代から富士山の八合目より上部は神域でしたが、明治初年の廃仏毀釈後は仏教的な色彩が一掃され(山の名からも失…
富士山の正式な山頂は最高点の剣ヶ峰(3776m)ですが、それ以外にも山頂火口(大内院)を取り囲む剣ヶ峰を含める8つのピークの八神峰があり、さらに各登山口の山頂も「〇〇口山頂」と称しています。富士山スカイラインの終点から登…
日本の最高峰、富士山の最高地点が標高3776mの剣ヶ峰。かつてはレーダードームがあり、新幹線の車窓などからも視認できましたが、現在は富士山特別地域気象観測所が設置されています。
東京都国立市の甲州街道沿いに建つ古社、谷保天満宮(やぼてんまんぐう)。社伝によれば903年(延喜3年)、菅原道真の三男・菅原道武(すがわらみちたけ)が創建したといい、「野暮天」(やぼてん)という言葉の由来になったともいわ…
東京都台東区の上野公園、不忍池近くに鎮座する神社。主祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)ですが、菅原道真が祀られていることから天満宮にもなっていて、中世から五條天神と呼ばれていました。社…
あじさい電車でも有名な箱根登山鉄道。箱根の山を上る登山電車ですが、実はこの鉄道、粘着式鉄道(車輪とレールの間の静摩擦に頼って走行する鉄道=いわゆる普通の鉄道です)と呼ばれるのですが、粘着式鉄道として、日本で最大の勾配を登…
社伝によれば、天暦2年(948年)、近江国(現・滋賀県)・比良宮(ひらのみや)の禰宜(ねぎ)・神良種(みわのよしたね)が創建したと伝える古社。神良種は、その子・太郎丸に神託があったことから天暦元年(947年)に北野天満宮…
新宮熊野神社は福島県喜多方市にある東北の熊野信仰の隆盛を今に伝える古社。天喜3年(1055年)、前九年の役(奥州十二年合戦)の際に鎮守府将軍・源頼義(みなもとのよりよし)が安倍軍鎮圧の際に、熊野権現を勧請して創建した古社…
北海道美瑛町大久保協生、周氷河地形が生み出す北海道らしい波状丘陵に広がるキガラシ畑の奥に立つポプラの木は、昭和47年〜昭和52年に販売された「ケンとメリーのスカイライン」のCMで使われたケンとメリーの木。ポツンと立つポプ…
クラーク博士の像で有名な「さっぽろ羊ヶ丘展望台」の一角に立つのが『恋の町札幌』歌碑。『恋の町札幌』は、昭和47年、石原裕次郎のヒット曲。平成3年6月6日に建立された歌碑には譜面と歌詞が刻まれ、碑の上には、札幌を愛した作曲…
吉田弘の作詞、船村徹の作曲で、ダ・カーポが『みんなのうた』で歌って昭和51年にヒットした『宗谷岬』。実は、ダ・カーポ(久保田広子・榊原まさとし)はリメイクで、昭和47年7月、黒木真理(くろきまこと)がオリジナル。『宗谷岬…
平安時代、空也上人によって始められた踊念仏が、念仏踊りとなり、盂蘭盆会(うらぼんえ)と結びついて精霊を迎える、死者を供養するための行事として発展した盆踊り。日本三大盆踊りに数えられるのは、有名で、目下お騒がせの阿波おどり…
能登半島の最先端、禄剛崎(ろっこうさき)にある「日本列島まんなかの碑」。石川県珠洲市に位置する禄剛崎は、国土地理院が認定した「日本の重心」。正しい位置ははるか沖の日本海上(実際には富山県沖)になりますが、もっとも近い陸地…
奥能登の霊山・岩倉山が海に落ちる場所が、輪島市と珠洲市の境に位置する「能登の親不知」と呼ばれる「波の花道」。寛政4年(1792年)、海蔵寺八世・麒山が掘削したもので、明治20年に大改修が行なわれていますが、この明治時代大…
鎌倉時代の永仁2年(1294年)創建という北陸の日蓮宗本山が羽咋市にある妙成寺(みょうじょうじ)。加賀3代藩主の前田利常の母・寿福院の善提寺でもあり、境内には加賀藩前田家寄進の建物が建ち並び、能登随一の大伽藍を誇っていま…