窪八幡神社
山梨県山梨市にある古社が、窪八幡神社。正式名は、大井俣窪八幡神社で、貞観元年(859年)、清和天皇の勅願で、八幡大菩薩宇佐宮(現・宇佐神宮)の分霊を勧請して音取川(ねとりがわ=現在の笛吹川)の中島の大井俣の地に創建と伝え…
山梨県山梨市にある古社が、窪八幡神社。正式名は、大井俣窪八幡神社で、貞観元年(859年)、清和天皇の勅願で、八幡大菩薩宇佐宮(現・宇佐神宮)の分霊を勧請して音取川(ねとりがわ=現在の笛吹川)の中島の大井俣の地に創建と伝え…
愛知県名古屋市中村区、明治18年建立の豊国神社を中心に整備された中村公園は、豊臣秀吉誕生の地。公園の一画に豊公誕生の地碑(ほうこうたんじょうのちひ)が立っています。天文6年2月6日(1537年3月27日)、尾張国愛知郡中…
山梨県笛吹市の大蔵経寺山の東南麓に鎮座し、平安時代の『延喜式神名帳』に記載されている式内社が、山梨岡神社(やまなしおかじんじゃ)。社伝によれば、崇神天皇の時代、疫病が蔓延したため勅命で日光山高千穂の峰(現在の御室山)に大…
山梨県甲州市の塩山熊野地区にある熊野信仰を今に伝える古社が、熊野神社。社伝によれば大同2年(807年)、紀州から熊野権現(熊野三所権現)の分霊を勧請して創建されたといい、神仏習合時代には熊野大権現と呼ばれ、一帯は熊野郷と…
山梨県甲州市塩山にある臨済宗妙心寺派の寺が、雲峰寺(うんぽうじ)。自伝によれば天平17年(745年)、行基が開いたと伝わる甲州屈指の古刹。当初は天台宗でしたが、中世に武田氏の尊崇を受けることから禅宗へと転じ、永禄元年(1…
神奈川県鎌倉市、鎌倉五山(建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺)の第一位、北条時頼が開基の建長寺。鐘楼に架る梵鐘は、1255年(建長7年)、関東の鋳物師の筆頭だった物部重光によって鋳造されたもので国宝。円覚寺、常楽寺(…
東京都杉並区の善福寺公園東側、善福寺川の源流部に鎮座する古社が、井草八幡宮。平安時代に春日社(春日権現)として創建されましたが、源頼朝が奥州平泉の藤原泰衡を攻める際に、戦勝祈願を行ない、八幡宮になったもの。中世には武神(…
京都府京都市下京区、京都駅から西へ徒歩15分、東海道本線と山陰本線の分岐する京都の都心にある13.7haの都市公園が、梅小路公園。公園の北部に京都水族館、さらに西側にあるかつての梅小路機関車庫一帯を再生した京都鉄道博物館…
兵庫県丹波市と丹波篠山市の境界にそびえる金山(きんざん/標高540m)山頂から西に続く尾根上にある奇岩が、鬼の架け橋。明智光秀が丹波攻略のために築いた山城、金山城(きんざんじょう)の城跡の一画にあり、岩が橋のようなかたち…
愛知県新城市にある中世の城が古宮城(ふるみやじょう)。三河国の地誌『三河国二葉松』によれば、元亀2年(1571年)頃、武田信玄が武田四天王のひとり、馬場信春(ばばのぶはる)に命じて築いたとされ、三河侵攻の拠点のひとつ。あ…
静岡県静岡市駿河区丸子、東海道丸子宿(まりこしゅく=鞠子宿)で、慶長元年(1596年)創業の老舗が、丁子屋(ちょうじや)。歌川広重の『東海道五十三次』にも描かれる宿場名物のとろろ汁は松尾芭蕉の句(梅若菜丸子の宿のとろろ汁…
神奈川県藤沢市江の島1丁目、江の島島内の入口に立つのが青銅の鳥居。江の島弁天橋を渡った先、最初に参詣者を出迎える一の鳥居で、神仏習合時代の江島弁財天信仰を今に伝える鳥居で、江の島詣(江島詣)最盛期の延亨4年(1747年)…
東京都台東区、上野恩賜公園の南端に位置する周囲約2kmの池で、ボートも浮かんでいるのが不忍池。南の蓮池、北の鵜の池、西のボート池に分かれ、3つの池の接する部分に弁天島(中之島)があります。東京湾の入江の名残りですが、平安…
宮城県多賀城市、末の松山浄水場近くにあるのが歌枕になっている景勝地、興井(沖の石)。「おきのい」は、興井、沖の石、沖の井とも表記し、末の松山の南に位置し、住宅に取り囲まれた直径20mほどの池の中に奇岩が露出しています。芭…
宮城県多賀城市にある奈良時代に立てられた石碑が多賀城碑。多賀城跡の外郭南門から30mほど城内に入ったところに立つ古代の石碑で、那須国造碑(なすのくにのみやつこのひ)、多胡碑と並ぶ「日本三古碑」のひとつ。天平宝字6年(76…
福岡県福岡市東区名島、博多湾の東部、海に面した名島(昭和40年代までは島でした)に築かれた中世の城が名島城。その城跡一帯は名島城址公園として整備され、その横に名島神社が鎮座しています。城跡の大部分が市街化され、天守台の跡…
京都府京都市下京区にある平清盛ゆかりの社が若一神社(にゃくいちじんじゃ)。社伝によれば、平清盛が別邸として建てた西八条殿(にしはちじょうどの)の邸内に、仁安元年(1165年)、紀州熊野の若一王子(にゃくいちおうじ=熊野十…
大阪府堺市堺区にある日蓮宗の本山が妙国寺(廣普山妙國寺)。永禄5年(1562年)、摂津・河内・和泉3国を領有した三好実休(みよしじっきゅう)が京・頂妙寺の日晄(にっこう)に帰依、東西3丁・南北5丁の境内地と蘇鉄(そてつ)…