大御神社
宮崎県日向市伊勢ヶ浜にある「日向のお伊勢さま」と称される神社が大御神社(おおみじんじゃ)。本殿、拝殿は日向灘に臨む海食崖(柱状節理の断崖)に配され、海蝕洞には摂社、鵜戸神社が鎮座し、祠の前から振り返れば「昇龍の光」を拝む…
宮崎県日向市伊勢ヶ浜にある「日向のお伊勢さま」と称される神社が大御神社(おおみじんじゃ)。本殿、拝殿は日向灘に臨む海食崖(柱状節理の断崖)に配され、海蝕洞には摂社、鵜戸神社が鎮座し、祠の前から振り返れば「昇龍の光」を拝む…
宮崎県日南市南郷町にある江戸時代初期の万治元年(1658年)、飫肥藩(おびはん)の鎮守社として創建されたのが榎原神社(よわらじんじゃ)。飫肥藩3代藩主・伊東祐久(いとうすけひさ)は、内田万寿女(内田外記の娘で、当時神女と…
宮崎県都城市にある古社が輿玉神社(こだまじんじゃ)。創建は不詳だが、明治以前は久玉(くだま)大明神と称していた。明治初年に猿田彦命(さるたひこのみこと)、大名持命(おおなもちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)を…
宮崎県宮崎市佐土原町、城下町・佐土原の宝搭山麓に建つ臨済宗妙心寺派の寺が大光寺。本尊は十一面観世音菩薩。建武2年(1335年)、岳翁長甫(がくおうちょうほ)が開山、領主の伊東祐聡(いとうすけふさ)が開基した古刹です。江戸…
宮崎県日南市平山、『日向シャンシャン馬』発祥の地となる神社が駒宮神社。幼少時を皇子原(現在の宮崎県高原町)で過ごした神武天皇が宮崎の宮に向かう途中に元服の頃までの数年間を過ごした宮殿の跡と伝わり、少年の頃の宮殿跡という意…
宮崎県都城市にある平安時代創建の島津荘の鎮守社が神柱宮(かんばしらぐう)。万寿3年(1026年)、大宰府大監(だざいふたいげん=太宰府の四等官のうち判官)の平季基(たいらのすえもと)と弟・平良宗が島津院を中心に開発し、関…
宮崎県東諸県郡国富町の犬熊(本庄)にある天台宗の古刹が萬福寺(まんぷくじ)。寺伝によれば延暦22年(803年)、唐へ渡る最澄(さいちょう)が国富荘(今の国富町)で一夜の宿を借りた際、三尊仏を自刻して安置したのが始まりと伝…
宮崎県都城市横市町に鎮座するのが母智丘神社(もちおじんじゃ)。母智丘(もちお)の頂には巨石群があり、古代には巨石信仰の地であったことが推測されます。明治2年9月に都城地頭として赴任した旧薩摩藩士・三島通庸(みしまみちつね…
宮崎県西臼杵郡高千穂町、天照大神が天岩戸に隠れてしまい、神々の一計で天細女命がわざとおもしろおかしく舞ったというのが高千穂神楽の始まり。高千穂神社神楽殿では、神楽の中から代表的な4番を選び、所要1時間ほどの夜神楽にして、…
岡山県備前市伊部(いんべ)、備前焼とその歴史を共有する由緒ある神社が天津神社(あまつじんじゃ)。本殿は延宝6年(1678年)に建てられた優美な建物で、好彦名命(すくなひこなのみこと)と、菅原氏の荘園であったことから菅原道…
大分県宇佐市江須賀、駅館川西岸に建つ曹洞宗の寺、東光寺。貞治元年(1362年)開山とも伝わり、当初は臨済宗の寺でしたが、のちに曹洞宗に改宗。山号は医王山、本尊は薬師如来。15代住職、玉峰道琳和尚が干害から住民を救うため、…
長野県大町市にある創建は神代に溯るという古社(垂仁天皇の御代に仁品王が社を建て伊弉冉尊を奉祀との伝承があります)が仁科神明宮(にしなしんめいぐう)。仁科66郷の総社で、穂高神社、若一王子神社とともに仁科三大社のひとつ。日…
岐阜県瑞浪市大湫町、慶長年間(1596年~1614年)創建の中山道(なかせんどう)美濃十六宿のひとつ、大湫宿(おおくてしゅく)の産土神(うぶすながみ)。樹齢1200年余の大杉(岐阜県の天然記念物)が御神木とな…
岐阜県瑞浪市日吉町、中山道(なかせんどう)・細久手宿の東口にある街道時代に旅人の休息所ともなった場所が細久手宿庚申堂(ほそくてしゅくこうしんどう)。境内には江戸時代初期の石仏・石塔群が残され、街道時代を偲ぶ貴重なスポット…
岐阜県揖斐郡揖斐川町にある天台宗の名刹が横蔵寺(よこくらじ)。延暦20年(801年)、最澄(さいちょう/伝教大師)が桓武天皇の勅願により創建した古刹で、国の重要文化財を多数有して、「美濃の正倉院」と呼ばれています。華厳寺…
岐阜県高山市にある高野山真言宗の古刹、飛騨国分寺(ひだこくぶんじ)。天平18年(746年)、聖武天皇の勅願で全国に創建された国分寺の後継寺院。創建時の堂宇は弘仁10年(819年)の火災で焼失していますが、創建時の七重塔の…
石川県加賀市、山中温泉にある行基開基と伝わる真言宗の古刹が国分山医王寺(こくぶんざんいおうじ)。「忘れしゃんすな 山中道を 東ゃ松山 西ゃ薬師」と『山中節』にも歌われる寺で、山中温泉の守護寺。山中温泉を発見した行基は、国…
石川県加賀市大聖寺神明町にある曹洞宗の寺が全昌寺(ぜんしょうじ)。大聖寺城主・山口宗永(やまぐちむねなが=山口玄蕃)の帰依を受け、慶長3年(1598年)、山代から大聖寺に移築された禅寺。『奥の細道』の途中、山中温泉に滞在…