打下古墳
平成13年11月7日、高島市の東南、日吉神社背後の明神崎の山腹で行なわれていた打下浄水場配水施設工事現場から人骨(頭蓋骨)が出土したことから発掘調査が行なわれ、箱形石棺、鉄刀一振りと鉄剣一口が発見され、ここが古墳であるこ…
平成13年11月7日、高島市の東南、日吉神社背後の明神崎の山腹で行なわれていた打下浄水場配水施設工事現場から人骨(頭蓋骨)が出土したことから発掘調査が行なわれ、箱形石棺、鉄刀一振りと鉄剣一口が発見され、ここが古墳であるこ…
前橋市にある墳長129mという巨大な前方後円墳が前橋天神山古墳。4世紀前半に堆積したとされる浅間山噴火の軽石層を墳丘築造の基盤としているところから、4世紀後半の築造と推測されています。東日本でも最古の部類の前方後円墳です…
遠見山古墳(前方後円墳/全長66m)、王山古墳(前方後円墳/全長72m)、愛宕山古墳(方墳/辺長55m)、宝塔山古墳(方墳/辺長60m/国史跡)、蛇穴山古墳(方墳/辺長39m/国史跡)とともに、総社古墳群を構成する全長9…
赤城南麓の中心、前橋市の城南地区は、古墳の多い群馬県でもとくに古代遺跡の多い地区。前二子古墳(墳長94m・全長148m)、中二子古墳(墳長111m・全長170m)、後二子古墳(墳長85m・全長106m)、小二子古墳(墳長…
東京都世田谷区野毛1丁目、玉川野毛町公園内ににあるのが野毛大塚古墳。上野毛から尾山台にかけて広がる野毛古墳群(荏原台古墳群)を代表する古墳で、円丘に小さな方形の張り出しをつけた帆立貝を思わせるかたちの帆立貝形古墳です。墳…
藤ノ木古墳は、奈良県斑鳩町にある6世紀後半の築造と推定される直径48m、高さ9mほどの円墳で被葬者は不明。石室内からは鳳凰、象、鬼面などの透彫を施した見事な金銅製の馬具が出土し、石室に収められた家形石棺内からは金銅製の冠…
佐賀県唐津市のJR唐津線山本駅から松浦川を渡った場所にある久里双水古墳(くりそうずいこふん)。古墳というより2つの小山といった感じで、その巨大さに驚くほど。唐津市の久里と双水の境にあり、周囲は久里双水古墳公園として整備さ…
弥生時代後期の環壕(かんごう)集落としては日本一の規模をもち、国の特別史跡にも指定されているのが佐賀県神埼郡吉野ヶ里町の吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき)。現在、遺跡一帯は国営吉野ヶ里歴史公園として整備されています。3重の…
鴻臚館(こうろかん)は、奈良・平安時代、筑紫(北九州)にあった古代の外交窓口のひとつで、平安京、難波、筑紫の3ヶ所あったなかでは最大規模の施設。福岡市の福岡城跡の一角にある鴻臚館跡展示館の館内では、発掘状態のままに保存さ…
古代のヤマト王権の大王や、地方の豪族が築いた古墳。とくに前方後円墳は、墳丘長486mという大仙陵古墳(仁徳天皇陵)を筆頭に巨大古墳の上位に君臨しています。なんと巨大古墳は27位までが西日本に築かれていますが、ベスト10に…
岡山県総社市にある墳丘長282mという日本で10番目という巨大な前方後円墳が作山古墳(つくりやまこふん)。岡山県内でも同じ吉備路風土記の丘にある造山古墳(つくりやまこふん/墳丘長350mで全国第4位)に次ぐ巨大な古墳で、…
大阪府の羽曳野市と藤井寺市にまたがる古市古墳群のうち、日本第2の巨大な古墳、誉田御廟山古墳(応神天皇陵)に次いで大きい墳丘長290m、日本9位の古墳が仲姫命陵古墳(なかつひめのみことりょうこふん=仲津山古墳)。藤井寺市内…
大阪府堺市の百舌鳥古墳群(もずこふんぐん)の前方部を西に向けた大型の前方後円墳がニサンザイ古墳(土師ニサンザイ古墳)。日本最大の前方後円墳である大仙陵古墳(仁徳天皇陵)と第3位の上石津ミサンザイ古墳(履中天皇陵)のある百…
岡山県立歴史公園、吉備路風土記の丘に含まれる古墳群のひとつで、国の史跡に指定されるのが岡山市北区にある造山古墳(つくりやまこふん)。古墳時代中期、5世紀初めの建造と推定される前方後円墳で、全長350m、高さ24m。日本で…
大阪府の羽曳野市と松原市にまたがる巨大な前方後円墳が大塚山古墳。全国各地に大塚山古墳があることから河内大塚山古墳(かわちおおつかやまこふん)と称しています。6世紀後半に築造されたヤマト王権の大王墓で、その墳丘長は335m…
奈良県橿原市にある奈良県最大の前方後円墳が丸山古墳(五条野丸山古墳/畝傍陵墓参考地)。墳丘長318mという全国第6位の規模の大王墓となっています。築造は6世紀後半と推定され、欽明天皇とその妃の堅塩媛(そがのきたしひめ)の…
奈良県天理市にある柳本古墳群のひとつで、柳本古墳群では最大の古墳が渋谷向山古墳(しぶたにむかいやまこふん)。実際の被葬者は定かでありませんが、宮内庁は「山邊道上陵」(やまのべのみちのえのみささぎ)として第12代・景行天皇…
奈良県天理市の柳本古墳群にある前方後円墳が行燈山古墳(崇神天皇陵)。墳丘長は242mという全国16位という巨大な古墳で、実際の被葬者は定かでありませんが、宮内庁は「山邊道勾岡上陵」(やまのべのみちのまがりのおかのえのみさ…