白水阿弥陀堂
いわき市にある白水阿弥陀堂は福島県で唯一の国宝。1160(永暦元)年、岩城則道(いわきのりみち)の菩提を弔うため夫人である徳姫(藤原清衡の娘)が創建した願成寺の阿弥陀堂(正式名は願成寺阿弥陀堂)が創建時のままに現存。三方…
いわき市にある白水阿弥陀堂は福島県で唯一の国宝。1160(永暦元)年、岩城則道(いわきのりみち)の菩提を弔うため夫人である徳姫(藤原清衡の娘)が創建した願成寺の阿弥陀堂(正式名は願成寺阿弥陀堂)が創建時のままに現存。三方…
明治16年、江戸時代の桑折陣屋(こおりじんや)跡横に建てられた木造2階建ての洋館が旧伊達郡役所で、国の重要文化財。伊達郡の役所として、1階は郡政事務室に、2階が郡会会議室となっていました。桑折藩(こおりはん)は、江戸時代…
沼山峠のバス停(御池駐車場よりシャトルバス利用)から標高1784mの沼山峠を越え、尾瀬沼へと下る途中にある大江湿原。5月下旬から6月中旬のミズバショウ、6月下旬のワタスゲ、7月中旬のニッコウキスゲ、8月上旬のヤナギラン、…
日光国立公園尾瀬地域の東側、標高1660mにある周囲約7kmの沼が尾瀬沼。燧ヶ岳(ひうちがたけ、標高2356m)など2000m級の山々に囲まれ、沼越しに山々を望む絶景の地。今でこそ静寂な沼ですが、実は8000年ほど前に燧…
史実では奥州藤原氏の居館・衣川館(ころもがわのたち/岩手県平泉町)で最期を遂げた源義経ですが、津軽海峡を渡り蝦夷地(北海道)へ落ち延びたという『義経北行伝説』が北東北から道南にかけて残されています。龍飛崎付近の青森県三厩…
秋田市を流れる旭川の上流に位置する藤倉水源地は、秋田市内への飲料水、防火用水供給のため、明治36年に着工し、明治40年に完成した堰堤(ダム)。明治19年の大火やコレラの大流行がそのきっかけとなった歴史ある水道施設(大木屋…
秋田市赤れんが郷土資料館は、旧秋田銀行本店の建物で、明治42年から3年の歳月をかけて建てられたもの。ルネッサンス様式を基調とし、1階が白の磁器タイル、2階は赤レンガという紅白のコントラストが実に華麗。さらに内部にはバロッ…
北秋田市の北部、標高42m~45mの米代川西岸の河岸段丘上に位置する縄文時代後期前葉(紀元前2000年~紀元前1700年頃)の遺跡が伊勢堂岱遺跡。秋田県では大湯環状列石(鹿角市)が有名ですが、伊勢堂岱遺跡も環状列石を中心…
国の史跡で、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産にもなっている北秋田市の伊勢堂岱遺跡(いせどうたいいせき)に隣接する、出土品の展示とガイダンス施設を兼ねたビジターセンターが伊勢堂岱縄文館。伊勢堂岱遺跡見学の前…
秋田鹿角市、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産である大湯環状列石に隣接して建てられた、ガイダンス施設が大湯ストーンサークル館。大湯環状列石の保護や調査、紹介を行なう施設で、大湯環状列石からの出土品や遺物、資…
鹿角市にある大湯環状列石(おおゆかんじょうれっせき)は、昭和6年に発見された遺跡で、ストーンサークルともよばれている縄文時代後期の大型の配石遺跡。国の特別史跡に指定され、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産ひ…
1600(慶長5)年、関ヶ原の戦い後に出雲(いずも=島根県)から岩国に移封された毛利一門の吉川広家(きっかわひろいえ=吉川元春の子)。周防国(すおうのくに)岩国に赴任した後から横山山頂に築城を始め、1608(慶長13)年…
下関市豊北町、神田岬の砂丘地帯にある弥生時代の墓地遺跡が、土井ヶ浜遺跡。今から二千数百年前の弥生人の集団墓地であったと考えられ、約300体の人骨が出土、石棺や副葬品なども多く、日本人の起源や現代人の成り立ちを探る貴重な遺…
海士ヶ瀬戸(あまがせと)に隔てられた離島・角島(つのしま)と、本土とを結ぶのが、全長1780mの角島大橋。かつて角島との往来は渡船に頼っていましたが、平成12年の大橋完成後、気軽に島に渡ることができ、新たな観光名所のひと…
源平の最終決戦となった壇之浦の合戦で平家一門が敗れ、二位尼(にいのあま)に抱かれ、数え年8歳だった安徳天皇(平清盛の孫)は入水して命を絶ちます。赤間神宮の水天門は、入水した安徳帝を慰めるために竜宮城に見立てて建てられてお…
赤間ヶ関阿弥陀寺(今の赤間神宮)に住む盲目の琵琶法師・芳一の演奏する壇之浦の下りに平家の亡霊がその調べに聞きいるという「耳なし芳一の話」。昭和32年に建立された赤間神宮境内の芳一堂。その名の通り、山口県防府市出身の彫刻家…
赤間神宮にある平教盛、平知盛、平経盛、平教経、平資盛、平清経、平有盛、平盛継、平時子(従二位尼)など平家一門を祀る七盛塚。彦島にある平清盛と合わせて盛の付く武将が7人いるのが七盛塚という名の由来とか。
関門海峡を見下ろす高台に建つ赤間神宮。1185(文治元)年の壇之浦の戦で敗れて入水した安徳天皇を祀る神社です。もとは阿弥陀寺という寺で、1191(建久2)年、勅命で安徳天皇の御陵に御影堂が建立されたため、安徳天皇御影堂と…