子午線広場
由良要塞の友ヶ島砲台跡が残る、沖ノ島。島の西端、友ヶ島灯台のさらに西側の台地上に立つのが「日本標準時子午線 日本最南端の地」のプレート。実はここに明石市を通る東経135°00’00″の日本標準時子…
由良要塞の友ヶ島砲台跡が残る、沖ノ島。島の西端、友ヶ島灯台のさらに西側の台地上に立つのが「日本標準時子午線 日本最南端の地」のプレート。実はここに明石市を通る東経135°00’00″の日本標準時子…
ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産のひとつ、熊野速玉神社(くまのはやたまたいしゃ/熊野三山)の飛び地摂社にあたるのが同じ和歌山県新宮市にある神倉神社(かみくらじんじゃ)。赤い鳥居がある山麓から社殿と御…
明治22年、第1次山縣内閣の外務大臣に就任した対英条約改正交渉(不平等条約の是正)を行ない、駐独公使、駐イギリス公使としても活躍した青木周藏(あおきしゅうぞう)が、那須高原(現・那須塩原市)に築いた別荘が旧青木家那須別邸…
「鳴門の渦潮」(なるとのうずしお)で知られる鳴門海峡。有名な渦潮は直径20~30mに達して、日本最大の潮流。これに続くのが来島海峡(くるしまかいきょう)。そして平家が滅んだ源平合戦で有名な壇ノ浦の戦いも1日に4回潮流の向…
京都市左京区、曼珠院(まんしゅいん)近くにあり、創建は貞観年間(859年〜877年)とも伝えられる古社、鷺森神社(さぎもりじんじゃ)。もとは赤山禅院(せきざんぜんいん)の近くにありましたが、応仁の乱の兵火で現在修学院離宮…
下総国猿島郡(現・茨城県坂東市逆井)にあった戦国時代の平城。天正5年(1577年)、玉縄城主・北条氏繁(ほうじょうやすしげ)が、北条氏の北関東への攻略の拠点として築城していますが、天正18年(1590年)、豊臣秀吉の小田…
茨城県常総市にある大同4年(809年)創建という古社が一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)。葛城一言主神社(全国の一言主神社の総本社/現・奈良県御所市)から一言主大神(ひとことぬしのおおかみ)の分霊を勧請して創建し、一言明…
茨城県ひたちなか市武田は、あまり知られていませんが、実は甲斐武田氏発祥の地。平安時代、源義光(源義家の弟)の三男である源義清(みなもとのよしきよ)が、常陸国那珂郡武田郷を領有して武田氏を名乗ったのが、武田氏の始まり。武田…
栃木県真岡市にある『延喜式神名帳記載』の古社、大前神社(おおさきじんじゃ)境内に、平成元年12月10日創建されたのが大前恵比寿神社(おおさきえびすじんじゃ)。大前神社の大黒様、そして大前恵比寿神社の恵比寿様、恵比寿、大黒…
栃木県真岡市高田にある真宗高田派の本寺(本山は三重県津市一身田町にある)が専修寺。寺伝によると嘉禄元年(1225年)、浄土真宗の開祖、親鸞(しんらん)が専修念仏の根本道場(如来堂)を建立したのが始まり。戦国時代に兵火によ…
稲田草庵(いなだそうあん=現在の茨城県笠間市の西念寺)を出た親鸞(しんらん)が専修寺を建立するにあたり、嘉禄元年(1225年)、仮住まいをしたと伝えられる伝承の地が栃木県真岡市三谷にある三谷草庵(みやそうあん)。北西2k…
栃木県真岡市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載される古社が、大前神社(おおさきじんじゃ)。福の神「大黒様」として名高い大国主大神、そして「恵比寿様」として知られる事代主大神を祀っています。本殿、幣殿・拝殿は国の…
全国的にも有名で、関東ではお正月のテレビCMでも知られるのが栃木県佐野市にある佐野厄除け大師。正式名は惣宗寺(そうしゅうじ)という天台宗の寺ですが、青柳大師(前橋市の龍蔵寺)、川越大師(川越の喜多院)とともに元三大師(が…
栃木県益子町にある天平9年(737年)、行基創建と伝えられる真言宗豊山派の古刹、西明寺(益子観音)。延暦年間(782年~805年)には一山12坊を数えて隆盛したと伝えられますが、平安末期の大治2年(1127年)に兵火によ…
栃木県宇都宮市長岡町にある軟質の長岡石(長岡層)の岩肌を利用した横穴墓群が長岡百穴(ながおかひゃくあな)。長岡百穴古墳といわれるように7世紀前期頃に造成された古代の墓。長岡石(軽石凝灰岩)の岩肌を利用して、縦横各1m、奥…
栃木県宇都宮市の特産である大谷石は、2000万年に海底火山の爆発によってできた凝灰岩の一種。旧帝国ホテルの建材として使われたことでも有名です。大正8年から採石を始めたカネイリヤマ採石場の跡地の巨大な地下空間を活かした博物…
栃木県宇都宮市南大通り、田川の畔に近い善願寺の境内正面に安置された3.6mの大仏(盧遮那仏坐像)が大豆三粒の金仏(だいずさんつぶのかなぶつ)。江戸時代半ばの享保20年(1735年)に築造された青銅製仏像で、「蓄財の仏様」…
栃木県の県都、宇都宮(うつのみや)が栄えるようになったのは二荒山神社(ふたあらやまじんじゃ)の門前町であったため。およそ1600年前、宇都宮の始祖・豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)を祀るために創建されたと伝えられてい…