義仲寺
大津市にある義仲寺(ぎちゅうじ)は、源頼朝軍に追われこの地で討ち死にした木曽義仲(きそよしなか)の塚に、巴御前が草庵を建てたのが始まりといわれる古刹。1553(天文22)年に佐々木六角氏が再興しています。また、1689(…
大津市にある義仲寺(ぎちゅうじ)は、源頼朝軍に追われこの地で討ち死にした木曽義仲(きそよしなか)の塚に、巴御前が草庵を建てたのが始まりといわれる古刹。1553(天文22)年に佐々木六角氏が再興しています。また、1689(…
「日本の滝百選」に選定される乙字ヶ滝(おつじがたき)の滝横、滝見不動堂近くには、芭蕉句碑と芭蕉と曽良の石像が配されています。滝見不動堂は、空海創建という伝承が残る歴史ある堂で、江戸時代には藩主が滝見に訪れる場にもなってい…
甲子旭岳に源を発する阿武隈川の本流に懸かる滝で、「日本の滝百選」のひとつ選定の名瀑が乙字ヶ滝(おつじがたき)。白河盆地と須賀川盆地の境にある渓流に落ちる滝で、落差は6mほどですが川幅いっぱいに懸かるため豪快。乙の字をなし…
月山8合目の月山弥陀ヶ原(がっさんみだがはら)は標高1450m(月山高原ラインの駐車場は1380m)。本来なら森林帯(亜高山帯下部)にあたる標高ですが月山では森林限界の上。冬の豪雪と夏まで残る残雪が美しいお花畑を生みだし…
出羽三山詣(でわさんざんもうで)での宗教登山で古来からにぎわいをみせる山形の名山が月山(がっさん/標高1984m)。山頂一帯は磐梯朝日国立公園の特別保護地域となっています。月山8合目の弥陀ヶ原(みだがはら)まで車道(月山…
最上川の本流に落ちる白糸の滝は、『奥の細道』途中の芭蕉も舟下りの舟の中から眺めた景勝地。「五月雨を集めて早し最上川」は、芭蕉が舟下りで詠んだ名句で、『奥の細道』には、「白糸の滝は青葉の隙々(ひまひま)に落ちて、仙人堂、岸…
日本三大急流に数えられる最上川は、舟運に利用され、江戸時代には、紅花など、流域の特産品を運び出していました。芭蕉が『奥の細道』で川下りをしたことでも知られ、「五月雨を集めて早し最上川」の名句を詠んでいます。最上川芭蕉ライ…
象潟(きさかた)にある曹洞宗の寺、蚶満寺(かんまんじ)。853(仁寿3)年、円仁(慈覚大師)の開創と伝えられる古刹。1689(元禄2)年に『奥の細道』途中の芭蕉が、1784(天明4)年には菅江真澄が立ち寄っています。菅江…
江戸時代の俳人・松尾芭蕉が紀行文『奥の細道』に記した最北の地が、にかほ市象潟(きさかた)町の九十九島(くじゅうくしま)。かつて象潟周辺には、鳥海山の噴火による山体崩壊で日本海に流れ出た流山。のちにそれが入江となって、潟湖…
8月11日は、国民の祝日となっている山の日、ガンバレの日(ベルリンオリンピックで前畑秀子優勝)、芭蕉が『更科紀行』の旅に出発した日、荒川大洪水、八王子駅開業の日、初代・三遊亭圓朝の忌日で圓朝忌(『谷中圓朝まつり』開催)、…
5月16日は松尾芭蕉が江戸深川の採荼庵(さいとあん)を出発、『奥の細道』の旅へ旅立った日。旧暦だと3月27日ですが、西暦に直して5月16日です。鳥居強右衛門磔(はりつけ)の日、また北村透谷(きたむらとうこく)の忌日も5月…