厳島神社・本殿
宮島に鎮座する世界文化遺産に登録の厳島神社(いつくしまじんじゃ)。現存する本殿は、元亀2年(1571年)、毛利元就(もうりもとなり)が改築したもので、国宝。本殿に祀られるのは、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫…
宮島に鎮座する世界文化遺産に登録の厳島神社(いつくしまじんじゃ)。現存する本殿は、元亀2年(1571年)、毛利元就(もうりもとなり)が改築したもので、国宝。本殿に祀られるのは、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫…
宮島の中央にそびえる弥山(みせん)山上にある大聖院の堂宇のひとつが三鬼堂。鬼の神である三鬼大権現(さんきだいごんげん)を祀る堂で、「福徳」、「智恵」、「降伏」の徳を備えた霊験あらたかな弥山の守護神です。三鬼大権現は、真言…
呉市川尻町に建つ承平7年(937年)創建と伝わる古刹が宝積寺(ほうしゃくじ)。本尊の十一面観世音菩薩は行基作との伝承があり、16年に一度しか公開されない秘仏。本尊の霊験を知った平清盛は、宝積寺に参籠し、三日三晩に渡って平…
広島県安芸太田町の井仁地区は、標高500m~550mの山里。集落全体が山に囲まれ、すり鉢状の傾斜地となっており、そこに324枚(8ha)の棚田が築かれています。それが日本の棚田百選に選定された井仁の棚田。井は丸い、仁は集…
奈良時代、聖武天皇の詔で全国66ヶ国に1ヶ寺ずつ設置された国分寺(金光明四天王護国寺)のひとつ備後国分寺の後継寺院で広島県福山市にあります。奈良時代創建の備後国分寺は、戦国時代には衰退し、天文7年(1538年)の神辺の合…
奈良時代、聖武天皇の詔で全国66ヶ国に1ヶ寺ずつ設置された国分寺(金光明四天王護国寺)のひとつ、安芸国分寺(あきこくぶんじ)。安芸国(現在の広島県の西部地域)の国分寺は現在の東広島市西条町に建てられました。発掘調査によっ…
広島県安芸太田町の景勝地、三段峡(国の特別名勝)。黒淵、猿飛、三段滝、三ツ滝と並んで三段狭の五大景観の一つに数えられる落差11m、幅5mの豪快な滝が二段滝。かつてはその名の通り2段になって落下していましたが、昭和63年に…
天正15年(1587年)、豊臣秀吉により戦歿将兵の慰霊のために建立された857畳の大経堂が、宮島の千畳閣。神仏分離で、明治5年に大経堂を千畳閣と改称し、本尊・釈迦如来座像などの仏像を大願寺に移し、豊国神社(とよくにじんじ…
空海が宮島を見て仏教の世界観で聖なる山を意味する「須弥山」(しゅみせん)の如しということから、弥山(みせん)と名付けられたという霊山、弥山。その空海が山上で100日間の求聞持(ぐもんじ)の修法を行なった場所が弥山本堂です…
厳島神社宝物館に隣接する寺で、亀居山放光院とも称し、明治維新までは厳島神社の修理造営を司っていた由緒ある寺。開基は不詳ですが鎌倉時代の建仁年間(1201年~1203年)、僧・了海が再興しています。真言宗高野山派に属し、八…
宮島の弥山山上にある真言宗御室派の大本山大聖院の弥山本堂。その求聞持堂(ぐもんじどう)のすぐ前にあるのが不消霊火堂(きえずのれいかどう)。空海が100日間の修行を行なった当時から、1200年を経て燃え続けている「不消の火…
紅葉台駅から宮島ロープウェーに乗車し、途中駅で乗り換えて到着する弥山山上の駅が獅子岩駅。その駅近くにあるのが獅子岩展望台。「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」とは、ロープウェイのない時代に山上へと登った伊藤博文の言葉…
門司港レトロ地区から古城山の山頂部にある和布刈公園展望台に車で上る途中、ヘアピンカーブを利用してつくられた展望台が和布刈第二展望台。門司港レトロ地区を眼下に、関門海峡や関門橋を一望にする展望台となっています。木製のテラス…
福岡県北九州市の若松区と戸畑区を結ぶ若戸大橋。その西に5kmほどのところに位置する標高122mの高塔山山頂一帯18.0haは高塔山公園として整備されています。若戸大橋や北九州市街を一望にする展望台、県木の森、万葉植物園、…
北九州市若松区の若松北海岸にある岬が遠見ヶ鼻。西側に岩屋海水浴場、東に千畳敷と脇田海水浴場という風光明媚な場所で、海岸段丘の上に妙見埼灯台が建っています。江戸時代初期の寛永17年(1640年)には幕府の命で福岡藩の遠見番…
宋から帰国した禅宗の始祖、栄西(えいさい)が源頼朝に寺地を賜り建久6年(1195年)に開山した福岡市博多区にある臨済宗妙心寺派の寺が安国山聖福寺(しょうふくじ)。博多居住の宋人の百堂跡に創建された日本最初の本格的な禅寺。…
天平宝字元年(757年)に伊勢・松坂(現在の三重県松阪市)の櫛田神社から大幡大神(櫛田大神)の分霊を勧請して創建と伝えられている古社(平清盛創建という説もあります)が福岡市博多区に鎮座する櫛田神社。博多の総鎮守として信仰…
小説家・松本清張は、福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市小倉北区)出身(正式には広島市生まれで、幼少に板櫃村に転居)。昭和32年〜33年に雑誌『旅』に連載の『点と線』がベストセラーになり社会派推理小説ブームを巻き起こした小説…