入船山記念館
戦前は海軍の軍港として繁栄した広島県呉市。呉港のすぐ背後にある入船山は、明治時代までは村の氏神、亀山神社があった鎮守の森。明治19年に海軍の軍用地となり、呉鎮守府司令長官官舎が建てられました。現在では自然林を生かした入船…
34広島県戦前は海軍の軍港として繁栄した広島県呉市。呉港のすぐ背後にある入船山は、明治時代までは村の氏神、亀山神社があった鎮守の森。明治19年に海軍の軍用地となり、呉鎮守府司令長官官舎が建てられました。現在では自然林を生かした入船…
36徳島県美馬市の脇町は近世以降、阿波特産の阿波藍(あわあい)と生糸生産で栄えた吉野川中流域にある商家町で「うだつの町並み」。脇町の吉野川に並行して走る南町筋には本瓦葺き、大壁造り、白漆喰塗りの商家が軒を連ね、「うだつ(卯建)」や…
09栃木県日本陸軍の基礎を築いて「国軍の父」といわれる明治の元勲・山縣有朋(やまがたありとも)。山縣有朋は、殖産興業を目的に、明治19年、那須・高原山山麓(現・矢板市)に伊佐野農場(後の山縣農場)を開場。山縣有朋記念館は、山縣有朋…
09栃木県陸軍大臣、陸軍参謀総長などを歴任した明治の元勲・大山巌(いわお)は、那須野ヶ原の開拓、殖産興業政策の一環で、明治14年に従兄の西郷従道(さいごうつぐみち)とともに加治屋開墾場を開設、そして明治34年に各自の部分に分割して…
09栃木県栃木県野木町にある旧下野煉化製造会社煉瓦窯の通称が、野木町煉瓦窯。明治23年〜昭和46年に稼働し、赤煉瓦を生産して日本の近代化に貢献したホフマン式の煉瓦窯です。国の重要文化財、そして「建造物の近代化に貢献した赤煉瓦生産な…
09栃木県明治22年、第1次山縣内閣の外務大臣に就任した対英条約改正交渉(不平等条約の是正)を行ない、駐独公使、駐イギリス公使としても活躍した青木周藏(あおきしゅうぞう)が、那須高原(現・那須塩原市)に築いた別荘が旧青木家那須別邸…
09栃木県大正7年に黒磯駅前(現・那須塩原市)に建てられた黒磯銀行本店。黒磯初の石造りの銀行建築で、外壁は正面が芦野石、他は大谷石でできています。石積みを基調としていますが、おしゃれなアーチ型飾り、櫛形風ペディメントを備えています…
08茨城県茨城県立歴史館(茨城県水戸市)の正門を入ってすぐ、旧水海道小学校本館が移築保存されています。舟運で栄え進取の気性がある水海道(みつかいどう=現・常総市)から移築された、八角形の塔屋と深い軒出しが印象的な木造二階建ての疑洋…
09栃木県栃木県宇都宮市の市街地にある歴史的建造物。江戸時代末期から醤油醸造業を営み、明治時代には肥料業で財を成した豪商の篠原家。奥州街道の宇都宮城入口にあたる現在の場所で、商売を行なっていました。戦災で、残念ながら醤油蔵などは、…
32島根県松江藩主で茶人として名高い松江藩7代藩主・松平治郷(不昧/ふまい)が、安永8年(1779年)、茶の湯を楽しむために松江城下・殿町の有澤家本邸に建てた茶室が明々庵(めいめいあん)。東京の松平伯邸に移されていましたが昭和3年…
32島根県島根県松江市、城下町の風情を残す塩見縄手にある藩政時代の松江藩中級藩士(石高が500~1000石程度の武士)が住んだのが武家屋敷。塩見縄手の名前の由来となったとされる塩見小兵衛(しおみこへえ)も住んだ屋敷で、現存する建物…
32島根県明治36年に松江に天皇を迎えるために建築された興雲閣(こううんかく)。当時のお金で1万3489円をかけて完成した擬洋風建築です。建設当時は「ロシア宮殿風」と近隣に喧伝(けんでん)されたとか。日露戦争勃発などにより、山陰の…
42長崎県長崎県平戸市、平戸湾に注ぐ鏡川に架かるアーチ型の石橋がオランダ橋(幸橋)。平戸城と城下町をつなぐため、寛文9年(1669年)に平戸藩主・松浦鎮信(まつらしげのぶ)が木橋を架けたのが前身。元禄15年(1702年)、平戸藩主…
33岡山県岡山県高梁市にある岡山県指定の町並み保存地区「石火矢町ふるさと村」の一角にある江戸時代中期から後期にかけて120石から150石取りの中級武士の武家屋敷が旧埴原家(きゅうはいばらけ)。現存する建物は江戸時代中期の築。近習役…
33岡山県岡山県高梁市にある岡山県指定の町並み保存地区「石火矢町ふるさと村」の一角にある江戸時代後期の天保年間(1830年~1843年)に建てられた中級武士の武家屋敷が旧折井家。160石の馬回り役(大名を護衛する側近)を勤めた武士…
33岡山県岡山県高梁市にある、銅山経営とベンガラ(紅殻)で財をなした豪農商・西江家の豪邸(備中天領大庄屋)が西江邸。江戸期には代官御用所を兼ねていた西江邸は、現在でも18代目となる西江家の個人邸宅ですが、その一部が一般公開されてい…
33岡山県備中松山城の本丸、天守の後方に建つ二重二階の櫓で、水谷勝宗(みずのやかつむね)の天守大改修の際、天和元年〜天和3年(1681年~1683年)の建築で、国の重要文化財。備中松山城内には14の櫓がありますが、天守と二重櫓以外…
36徳島県吉野川橋は、徳島市を流れる一級河川吉野川にかかるワーレントラス橋で、昭和3年12月18日の完成。全長1070.2mで、架設当時その長さは東洋一といわれました。現在も県道39号の橋として現役の橋です。吉野川北岸から吉野川橋…