旧杉山家住宅
大阪府富田林市にある国の重要文化財に指定される町家が、旧杉山家住宅。中世の富田林に誕生した宗教自治都市・寺内町(じないまち)。杉山家は貞享2年(1685年)以来、造り酒屋として発展。富田林八人衆の筆頭年寄で、「わたや」と…
大阪府富田林市にある国の重要文化財に指定される町家が、旧杉山家住宅。中世の富田林に誕生した宗教自治都市・寺内町(じないまち)。杉山家は貞享2年(1685年)以来、造り酒屋として発展。富田林八人衆の筆頭年寄で、「わたや」と…
大阪府枚方市にある京街道(大坂街道)の宿場が、枚方宿(ひらかたしゅく)。街道時代には京と大坂の中間に位置する交通の要衝で、淀川舟運の湊としても繁栄した宿場。淀川舟運で栄えた船宿「鍵屋」は、「枚方市立枚方宿鍵屋資料館」とし…
愛媛県今治市、芸予諸島の小島(おしま)にあるのが、芸予要塞(来島要塞)・小島砲台跡。小島は、来島村上海賊の拠点だった島で、まさに瀬戸内海の要衝。芸予要塞は、日清戦争後の明治30年に大日本帝国陸軍が着工した要塞で、明治32…
千葉県袖ケ浦市下新田、上池と下池からなる袖ケ浦公園の、上池の畔にあるのが、袖ケ浦市郷土博物館・古代住居の広場。袖ケ浦市郷土博物館・本館の南側に位置していますが、本館の建つ一帯が、西ノ窪遺跡で、遺跡から発掘された住居を復元…
京都府京都市下京区にある京都鉄道博物館に併設されるのが、梅小路機関車庫。大正3年11月10日築の鉄筋コンクリート造りの扇形車庫(せんけいしゃこ)、転車台、そして20線の引込線は国の重要文化財、土木学会選奨土木遺産になって…
京都府京都市下京区にある京都鉄道博物館に併設されるのが、旧二条駅舎。二条駅は、明治30年、京都鉄道の二条駅〜嵯峨駅(現・嵯峨嵐山駅)間開通に伴って開業した駅で、現存する建物は、明治37年6月に完成した京都鉄道本社屋を兼ね…
大分県臼杵市にある臼杵城に現存する往時の櫓のひとつが、卯寅口門脇櫓(うとのぐちもんわきやぐら)。本丸奥に鎮座する卯寅稲荷神社近くに建つ二重櫓で、卯寅口を見下ろす監視櫓。卯寅口は城の搦手(からめて=裏門)にあたり、緊急時に…
大分県臼杵市にある臼杵城に現存する往時の櫓のひとつが、畳櫓。江戸時代の臼杵城は本丸、二の丸の周囲は海で、陸側の三の丸とは今橋と古橋で連絡されていました。古橋口から二の丸へと登城道・鐙坂(あぶみざか)を上ると畳櫓が建ってい…
大分県臼杵市にある臼杵城の二の丸の正門が、大門櫓。現在は埋立により臼杵市街地となった丹生島(にゅうじま)に、永禄5年(1562年)、大友宗麟(おおともそうりん)が築いた海城が臼杵城。畳櫓、卯寅口門脇櫓は往時のままに現存し…
群馬県桐生市、桐生市桐生新町伝統的建造物群保存地区に選定される本町1丁目にある国の登録有形文化財に指定される建物群が、無鄰館(旧北川織物工場)。鋸屋根工場、事務所、蔵からなり、大正5年〜大正10年の築。レンガ塀、女工宿舎…
岐阜県不破郡垂井町にある、天平13年(741年)、聖武天皇の詔(みことのり)で諸国に建立された美濃国の国分尼寺(法華滅罪之寺)の跡と推測されているのが、美濃国分尼寺跡。美濃国府跡と美濃国分寺跡の間に位置し、石碑が立てられ…
群馬県渋川市、金井遺跡群のひとつで、「甲を着た古墳人」が出土した金井東裏遺跡の南400mほどに位置する古墳時代の集落遺跡が、金井下新田遺跡(かないしもしんでんいせき)。6世紀初頭の榛名山噴火による堆積物の下から、5世紀後…
群馬県渋川市にある、古墳時代の榛名山噴火関連遺跡のひとつが、中筋遺跡。6世紀初頭に噴火した榛名山二ツ岳の火砕流で被災し埋没した古墳時代の集落跡の遺構で、竪穴式住居4軒、平地式建物5棟、祭祀遺構、垣根、道、畠などが発掘され…
神奈川県足柄下郡箱根町、箱根旧街道の甘酒茶屋に隣接して建つのが、箱根旧街道休憩所。東海道の難所、箱根越えに関する資料や逸話を展示、紹介している資料館兼休憩所で、古い商家を移築し再生したもの。小ぢんまりしたスペースに、江戸…
神奈川県足柄下郡箱根町、復元された箱根関所の東側にある、箱根関所の歴史を解説するミュージアムが箱根関所資料館。復元された関所の見学で終わらせてしまう人もいますが、箱根関所資料館は、観覧料金に含まれているので、ぜひ入館した…
群馬県渋川市にある、古墳時代の榛名山噴火関連遺跡のひとつが黒井峯遺跡。吾妻川の河岸段丘上にある遺跡で、西南10kmほどのところにある榛名山二ツ岳の大爆発(6世紀初頭)で噴出した大量の軽石によって、短時間のうちに埋没した古…
群馬県渋川市北牧にある群馬県の史跡に指定される円墳が、中ノ峯古墳(なかのみねこふん)。直径9m、高さ1.95mという小さな古墳ですが、6世紀初頭の榛名山二ッ岳の噴火で、軽石に覆われ、盗掘を免れたために横穴式石室から人骨4…
兵庫県伊丹市緑ケ丘にある、白鳳時代から鎌倉時代の寺院跡が、伊丹廃寺跡。昭和33年に基壇の一部が発見され、昭和40年にかけて発掘調査が行なわれています。現在は金堂基壇や朱塗りの北門などが復元され、史跡公園として整備されてい…