加茂の大楠
加茂の大楠は、徳島県東みよし町(旧三加茂町)の田んぼの真ん中(旧若宮神社の社地跡)にある四国を代表するクスノキで、樹齢850年とも1000年ともいわれる老大樹。平成19年の計測では樹高26m、幹周り16.72mと、背丈や…
加茂の大楠は、徳島県東みよし町(旧三加茂町)の田んぼの真ん中(旧若宮神社の社地跡)にある四国を代表するクスノキで、樹齢850年とも1000年ともいわれる老大樹。平成19年の計測では樹高26m、幹周り16.72mと、背丈や…
徳島県佐那河内村の旭ヶ丸山頂(1019.6m)から東に広がる標高900m〜950mの大川原高原(おおかわらこうげん)。佐那河内村営の大川原放牧場や大川原生活環境保全林(「森林浴の森100選」に選定)があり、上勝町、勝浦町…
県木がクスノキ、県花がクスの花という佐賀県。巨大なクスノキが多い佐賀県で、県下ナンバー3の巨木が塚崎の大楠。昭和38年の落雷で、本幹の9m以上の上部が失われ、目下樹高は18m(南側の史枝)。それでも根回り38m、幹回り…
佐賀県武雄市に鎮座する武雄神社の御神木が武雄の大楠。樹高30m、幹回り20m、枝張り東西30m・南北33mで、日本の巨木ランキングの第6位の巨樹です。推定樹齢3000年以上という老木のため、根元の内部は空洞となっています…
昭和59年に、東洋一といわれる原始性の高い照葉樹林を縫って流れる綾南川に架けられた吊り橋が綾の照葉大吊橋。長さ250m、水面からの高さ142mのスケールは、歩いて渡る吊橋としては九重“夢”大吊橋(高さ173.0m)に次い…
阿蘇山(あそさん)というのは、山体の総称で、国土地理院の地形図には、中岳火口の近くに阿蘇山という表示が置かれています。阿蘇カルデラの中央火口丘にあたるのが、いわゆる阿蘇山で、その最高峰が標高1592.3mの高岳(たかだけ…
熊本県阿蘇市のカルデラ外輪山の断崖に流れ落ちる夫婦滝が古閑の滝(こがのたき)。厳冬期にに阿蘇谷から吹き上げられた冷風によって、しずくが凍結して氷瀑となり、カメラマンに人気の被写体になっています。阿蘇ユネスコジオパークの古…
阿蘇外輪山には「七鼻」と呼ばれる突き出した場所がありますが、そのうち最も有名なのが熊本県阿蘇市の大観峰(だいかんぼう)。標高は936mで、阿蘇カルデラの外輪山のうち最高所にあるビューポイント。阿蘇ユネスコジオパークの大観…
阿蘇山、中岳火口の東側に位置する展望台が火口東展望所。ここからの眺望は火口はもちろん、中岳山頂を見上げる位置にあり、これが地球かと驚くほどの光景が展開します。仙酔峡と火口西展望所を結ぶ中岳・高岳登山のルート途中にあるため…
世界有数の活火山であり阿蘇カルデラの中心に位置する阿蘇中岳。中岳には7つの噴火口があり最大の第一火口は直径600m、深さ130m。阿蘇公園道路で阿蘇山上広場までアプローチできますが、道路周辺は荒涼とした火山荒原が広がりS…
阿蘇公園道路で阿蘇山上広場を目ざすと、中岳山上には火山荒原が広がっています。中岳火口群の南東に広がる砂漠のような場所が砂千里ヶ浜。数千年前に形成された中岳新期山体の火口原で、黒い砂やスコリアの細粉で覆われています。
世界有数の活火山で阿蘇カルデラの中心に位置する阿蘇中岳。阿蘇山ループシャトルバスの阿蘇山上広場に降りるとそこは中岳山上の火山荒原だ。火山ガスの臭気が立ちこめるなか、火口縁まで遊歩道が設けられ荒涼たる砂千里ヶ浜を歩くことが…
熊本城の西大門を起点に九州を横断して豊後鶴崎(ぶんごつるさき=現・大分市鶴崎、江戸時代は熊本藩の飛び地でした)へと通じた豊後街道。阿蘇外輪山を越える熊本県阿蘇市の二重峠(ふたえのとうげ)には参勤交代の道(さんきんこうたい…
鹿児島県南大隅町根占地区を流れる雄川上流に懸かる落差46m、幅60mの美しい滝が雄川の滝(おがわのたき)。平成30年のNHK大河ドラマ『西郷どん』のオープニングシーンで使われて、注目を浴びました。駐車場から滝壺近くまで、…
出水市の飛び地であり八代海(やつしろかい=九州本土と天草諸島に囲まれた内海)に面した干拓地である荘地区は、世界屈指のツルの飛来地。10月中旬~3月頃、シベリアからナベヅルとマナヅル1万羽が飛来、越冬します。干拓地に設けら…
天保14年(1843年)に薩摩藩が編纂した『三国名勝図会』にも記載の名瀑が鹿児島県霧島市の犬飼滝(いぬかいのたき)。坂本龍馬がお龍との「日本最初の新婚旅行」に出かけた際、この犬飼滝にも出かけています。天降川 (あもりがわ…
世界自然遺産に登録される屋久島のウィルソン株、縄文杉を目指して年間1万人もの人が歩くという大株歩道沿い、標高1000mの位置にあるのが翁杉。樹高23.7m、胸高周囲12.6m、推定樹齢2000年を誇る巨杉でしたが、頂部か…
屋久島最大の杉、縄文杉(大岩杉)へと続く大株歩道途中にある屋久杉の巨木。樹高24.7m、胸高周囲11.1m、推定樹齢3000年で、昭和41年に屋久島町の観光担当・岩川貞次氏が縄文杉(大岩杉)を発見するまでは、この杉が屋久…