五浦海岸 六角堂
茨城県北茨城市大津町五浦(いづら)の太平洋の荒波打ち寄せる五浦海岸。明治36年、茨城県出身の画家飛田周山の案内で五浦海岸を訪れた岡倉天心は、景観の美しさに魅了され、明治38年には自ら設計した邸宅と六角堂を建築しています。…
茨城県北茨城市大津町五浦(いづら)の太平洋の荒波打ち寄せる五浦海岸。明治36年、茨城県出身の画家飛田周山の案内で五浦海岸を訪れた岡倉天心は、景観の美しさに魅了され、明治38年には自ら設計した邸宅と六角堂を建築しています。…
茨城県ひたちなか市武田は、あまり知られていませんが、実は甲斐武田氏発祥の地。平安時代、源義光(源義家の弟)の三男である源義清(みなもとのよしきよ)が、常陸国那珂郡武田郷を領有して武田氏を名乗ったのが、武田氏の始まり。武田…
茨城県大子町(だいごまち)、久慈川の支流、大生瀬川(おおなませがわ)に懸かる落差15mの滝が月待の滝(姫ヶ滝)。普段は二筋の夫婦滝ですが、水量が増えると子滝が現れ、三筋に流れ落ちる親子滝となります。その形状から古くから安…
茨城県立歴史館(茨城県水戸市)の正門を入ってすぐ、旧水海道小学校本館が移築保存されています。舟運で栄え進取の気性がある水海道(みつかいどう=現・常総市)から移築された、八角形の塔屋と深い軒出しが印象的な木造二階建ての疑洋…
昭和35年3月に初点灯、東日本大震災後の平成24年3月12日に建て替え、再点灯となった関東最北にある白亜の灯台が茨城県北茨城市の五浦岬公園(いずらみさきこうえん)近くに建つ大津岬灯台。塔高は16mですが、高台にあるため海…
春の葉の花、ネモフィラ、夏のヒマワリとともに人気なのが、みはらしの丘が赤く染まるコキアの紅葉。国営ひたち海浜公園では7月上旬〜8月の緑まぶしいコキアもPR中ですが、注目はやはり9月下旬から10月上旬頃に赤く染まり始め、1…
那珂湊反射炉は、沿岸防備の強化を図るため幕末に西洋式大砲を鋳造を目的に、水戸藩第9代藩主・徳川斉昭(とくがわなりあき)により築造された炉。江戸湾防備の品川台場に設置された大砲もここで鋳造されたものがあります。ひたちなか市…
香取神宮、鹿島神宮と並び「東国三社」と称され、江戸時代には船での東国三社参りが行なわれていたという古社が茨城県神栖市の息栖神社(いきすじんじゃ)。社伝によれば、応神天皇の御代に海岸沿いの日川(にっかわ)地区に創建という歴…
創建は皇紀元年(紀元前660年)と伝えられ、香取神宮 (千葉県香取市)、息栖神社(いきすじんじゃ/茨城県神栖市)とともに東国三社のひとつが茨城県鹿嶋市の鹿島神宮。鹿嶋市の市の名ももちろんこの名社に由来し、鹿島神宮は常陸国…
茨城県神栖市にある波崎砂丘は、単独の砂丘としては日本一長大(長さ20km)。海岸からの飛砂を防止する目的で作られた人工砂丘を多目的に利用した 4.8haの自然公園が波崎海岸砂丘植物公園で、ハマナス、ハマゴボウ、ハマヒルガ…
神栖市(かみすし)の利根川河口寄り(南側)、鹿島灘沿いに広がる全長20kmにも及ぶ大砂丘が波崎砂丘(はさきさきゅう)。あまり知られていませんが、実は単一の砂丘としては「日本一の長さ」を誇っています。砂丘には波崎が南限とい…
ひたちなか市にある7世紀前半に築造された全長56.5mの前方後円墳が虎塚古墳(とらづかこふん)。昭和48年に明治大学・大塚初重(おおつかはつしげ)教授による発掘調査が行なわれ、横穴式石室内部に赤色のベンガラ(第二酸化鉄)…
常陸国(ひたちのくに=茨城県)では水戸藩に次いで大きな領地を有した土浦藩の藩庁が置かれたのが、土浦城。土浦市街にある土浦城跡の本丸と二の丸南側部分は亀城公園(きじょうこうえん)として整備されています。茨城県で唯一、江戸時…
昭和61年8月の小貝川水害の後に、旧下館市(現・筑西市/ちくせいし)に整備された遊水地が母子島遊水地(はこじまゆうすいち)。筑波山を撮影する人気のスポットですが、とくに2月14日のバレンタインデー前後と10月28日前後に…
北原白秋、西條八十とともに、童謡界の三大詩人と謳われる野口雨情は、茨城県多賀郡磯原町(現・北茨城市)の廻船問屋を営む名家に明治15年5月29日に生誕。その生家は現存し、資料館になっています。磯原の海を望むように建つ雨情の…
明治15年、福島県にほど近い茨城県多賀郡磯原村(現在の北茨城市磯原)で童謡詩人・野口雨情が誕生。生家は、水戸徳川家藩主の御休息所で「観海亭」と称され「磯原御殿」ともいわれた名家です。その野口雨情に関する資料を展示するのが…
水戸の偕楽園(かいらくえん)に隣接する常磐神社(ときわじんじゃ)は、義公と呼ばれた第2代水戸藩主・徳川光圀(とくがわみつくに=「水戸黄門」)と烈公と呼ばれた第9代水戸藩主・徳川斉昭(とくがわなりあき)を祀る神社で明治6年…
茨城県取手市にある臨済宗妙心寺派の寺。931(承平元)年、平将門(たいらのまさかど)が勅願所として創建したと伝わる古刹。境内にある三世堂は、現存する江戸時代の貴重なさざえ堂です。二重らせん構造の階段で、坂東、秩父、西国の…