鹿児島港旧石積防波堤
鹿児島県鹿児島市の鹿児島港北埠頭の岸壁にあるのが鹿児島港旧石積防波堤。もともとは江戸時代末期の弘化・嘉永年間(1844年〜1853年)に築造された新波止に、島津斉彬(しまずなりあきら)が沖合に石積み防波堤を築き、大砲を備…
鹿児島県鹿児島市の鹿児島港北埠頭の岸壁にあるのが鹿児島港旧石積防波堤。もともとは江戸時代末期の弘化・嘉永年間(1844年〜1853年)に築造された新波止に、島津斉彬(しまずなりあきら)が沖合に石積み防波堤を築き、大砲を備…
「にっぽん丸」などの大型客船も着岸する鹿児島港の北埠頭。岸壁にはボードウォークも整備されていますが、「いおワールドかごしま水族館」北側の岸壁にあるのが幕末に薩摩藩が、藩の富国強兵のために築いた新波止砲台跡。鹿児島城下の防…
鹿児島市のお洒落なウォーターゾーンとして地元で人気のスポットが北埠頭(きたふとう)。埠頭の西側(西岸壁)に設けられているボードウォーク「しおかぜ通り」には随所にベンチが設けられ、桜島フェリーや薩南諸島と結ぶ船が行き交う港…
鹿児島県阿久根市と長島(長島列島の島/長島町)の間にある黒之瀬戸(くろのせと)に架るトラス橋が黒之瀬戸大橋。潮流の速い黒之瀬戸に橋脚を建てることは困難なため、主径間長300mという三径間連続トラス橋が架けられています。昭…
鹿児島市街の中央に位置する、標高108mの小高い山、城山。鹿児島本線は城山隧道で直下を抜けています。その城山の市街地に迫り出した崖の上にあるのが城山展望台。桜島、薩南諸島へのフェリーが発着する桜島港を眼下に、錦江湾や桜島…
鹿児島県鹿児島市、噴煙上げる桜島の南岸、荒磯に面した古里温泉。2軒の温泉宿が営業する素朴な温泉地は、『放浪記』、『浮雲』などで知られる明治時代の小説家・林芙美子(はやしふみこ)ゆかりの地。古里温泉の高台にある古里公園に林…
日本に初めてキリスト教を伝えた、イスパニア(スペイン)のイエズス会宣教師フランシスコ・ザビエル。鹿児島市東千石町にあるザビエル公園は、昭和24年にザビエル来航400年を記念して開園。天文18年7月22日(1549年8月1…
2024年3月3日(日)9:30~16:00、鹿児島県霧島市の鹿児島神宮で『初午祭』(はつうまさい)が行なわれます。約500年の歴史をもつ初午祭。旧暦1月18日を過ぎた最初の日曜日に齋行され、鈴かけ馬の踊りと踊り連の舞を…
毎年12月31日、鹿児島県薩摩川内市の下甑島(しもこしきじま)で『トシドン』が行なわれます。秋田県の「なまはげ」に似た伝統行事で、国の重要無形文化財、ユネスコ無形文化遺産。大晦日の夜、子供のいる家を回り、「今年一年おりこ…
毎年11月10日17:00〜、鹿児島県霧島市の高千穂河原古宮址で『天孫降臨御神火祭』が行なわれます。霧島神宮での本宮祭の後、日没に高千穂河原にある古宮址で御神火で祈願札や絵馬を燃やして、国家安泰と大願成就を祈願します。高…
毎年10月第3日曜、鹿児島県肝付町の四十九所神社(しじゅうくしょじんじゃ)で『流鏑馬祭』が齋行されます。若武者が馬にまたがり、馬場を駆け抜けながら3本の矢を放つ古式ゆかしい伝統行事。四十九所神社前の宮之馬場で執り行なわれ…
薩長同盟締結直後の慶応2年1月23日(1866年3月9日)、京・伏見の「寺田屋事件」で龍馬は負傷し、寺田屋事件でも助けられた薩摩藩の小松帯刀(こまつたてわき)、西郷吉之助(西郷隆盛)の勧めで妻・おりょう(お龍)と温泉療養…
坂本龍馬とお龍が気に入り、のべ18日間も滞在したという鹿児島県霧島市の塩浸温泉(しおびたしおんせん)。古くから刀傷などに効能がある名湯(炭酸水素塩泉)です。塩浸温泉龍馬公園には、「龍馬資料館 この世の外」、「龍馬とお龍の…
霧島市国分の市街地から南東約2kmの上野原台地で発見された、約9500年前から7500年前にかけての定住集落跡(上野原遺跡)やその出土品を通じて縄文時代の文化や生活を知ることができるテーマパークが上野原縄文の森。「縄文の…
坂本龍馬が霧島山(高千穂峰)登山の前日に滞在したという、鹿児島県霧島市の硫黄谷温泉(いおうだにおんせん)。周辺の道路では硫黄の臭気が吹き出し、湯治場ムードをかき立てます。龍馬が泊まった場所は、硫黄谷温泉霧島ホテルの敷地に…
鹿児島県霧島市隼人町にある平安時代の仏教遺跡が隼人塚(はやとづか)。3mほどの小高い丘に3基の石塔とそれを守るように4体の石像が鎮座し、国の史跡になっています。仏塔は仏の世界を象徴、それを邪悪なものから守るために四天王の…
昭和61年、国分上野原テクノパークの造成中に発見された上野原遺跡(鹿児島県霧島市)は、上野原縄文の森(県営公園)として整備されていますが、その中心施設が上野原縄文の森展示館。縄文時代の縄文時代早期前葉に定住したムラがあっ…
鹿児島県霧島市にある日当山温泉(ひなたやまおんせん)は、鹿児島の奥座敷として栄えた地で、西郷隆盛やその招きで薩摩にやってきた坂本龍馬も浸かっています。数寄の宿野鶴亭(すきのやどやかくてい)は数寄屋造りの老舗宿で、雰囲気あ…