海龍王寺
奈良県奈良市にある真言律宗の古刹が海龍王寺。天平3年(731年)の創建と伝えられ、光明皇后の皇后宮(藤原不比等の邸宅跡=現在の法華寺あたり)の北東隅に(あるいは平城宮の東北隅に)建てられたことからもとは隅寺(すみでら)と…
奈良県奈良市にある真言律宗の古刹が海龍王寺。天平3年(731年)の創建と伝えられ、光明皇后の皇后宮(藤原不比等の邸宅跡=現在の法華寺あたり)の北東隅に(あるいは平城宮の東北隅に)建てられたことからもとは隅寺(すみでら)と…
岐阜県可児市にある曹洞宗の寺、天龍寺。背後にある明智城は、明智光秀生誕の城ともいわれる明智氏の居城で、境内には明智氏歴代の墓所があり、本堂には明智光秀の命日、旧暦6月13日にちなんで、6尺1寸3分(184cm)と日本一大…
岐阜県可児市にある土岐明智氏の居城で、明智光秀生誕の城といわれるのが明智城(明智長山城)。鎌倉時代後期、康永元年(1342年)、長山に土岐頼兼(ときよりかね)が城を築いたのが始まりとされ(『美濃国諸旧記』)、土岐頼兼は、…
奈良市高畑大道町にある昭和初期に志賀直哉(しがなおや)自身が設計した邸宅が志賀直哉旧居。文豪・志賀直哉は大正14年、京都の山科から奈良に移り住み、4年後の昭和4年、高畑に新居を建て、昭和13年4月、鎌倉に転居するまでの9…
奈良県奈良市柳生町にある柳生藩家老の武家屋敷が旧柳生藩家老屋敷。江戸時代末期の柳生藩1万2000石の家老・小山田主鈴(おやまだしゅれい)の屋敷(隠居宅)だった建物が現存。今も残る美しい石垣には天保12年(1841年)、尾…
奈良県奈良市柳生町、寛永19年(1642年)、柳生藩初代藩主・柳生宗矩(やぎゅうむねのり)が菩提寺の芳徳寺建立後、3年を費やして建てた坪数1347坪(『柳生藩日記』)の陣屋の跡が旧柳生藩陣屋跡。徳川家の剣術指南役だった柳…
奈良県奈良市柳生町、柳生と奈良を結ぶ柳生街道の柳生側入口近くに、大きな花崗岩に浮彫りされた地像菩薩像が立っていますがこれが柳生疱瘡地蔵(やぎゅうほうそうじぞう)。元応元年(1319年)11月の銘があることから、鎌倉時代に…
奈良県奈良市柳生下町にある臨済宗大徳寺派の寺が芳徳寺(ほうとくじ)。寛永15年(1638年)、大和国柳生藩主で、将軍家兵法指南役の柳生宗矩(やぎゅうむねのり)が開基、柳生の里を一望する山王台に建てられた寺は、以後、柳生家…
愛知県名古屋市中区、現在の真宗大谷派名古屋別院(東別院)境内にあった中世の城跡が古渡城(ふるわたりじょう)。天文3年(1534年)、織田信長の父・織田信秀(おだのぶひで)が三河を睨んで築城した城で、織田信長は、天文15年…
愛知県名古屋市中区にある真宗大谷派の寺、真宗大谷派名古屋別院(東別院)。浄土真宗本願寺派の「西別院」に対して、「東別院」と通称され、地元では「御坊さん」(ごぼうさん)と呼ばれています。建物の建つ場所は、織田信長が元服した…
奈良県宇陀市大宇陀区にある歴史ある吉野葛の製造販売元が森野吉野葛本舗。奈良県吉野地方の名産が、吉野葛(よしのくず)。根から良質のでんぷんがとれる葛を粉にしたものが葛粉だが、森野の吉野本葛は、とくに野生の葛根のみを原料にし…
奈良県宇陀市大宇陀区にある吉野葛製造販売の老舗「森野吉野葛本舗」の裏山に広がる、国の史跡に指定された薬草園が、森野旧薬園。葛粉を作り始めて11代目の森野藤助(もりのとうすけ )が享保年間に自宅の裏山に開いた薬草…
愛知県稲沢市と愛西市との境、日光川沿いにある中世の城跡が勝幡城(しょばたじょう)。織田信長の祖父・織田信定(おだのぶさだ)が尾張国の海西郡を手中に治めた永正年間(1504年~1521年)に築城された城で、近年の研究で、織…
奈良県吉野郡吉野町吉野山、如意輪寺境内にあるのが後醍醐天皇陵(ごだいごてんのうりょう)。鎌倉幕府を倒して建武新政を実施したものの、足利尊氏(あしかがたかうじ)の離反により、南朝政権(吉野朝廷)の樹立を余儀なくされた後醍醐…
奈良県吉野郡吉野町、飛鳥時代から奈良時代にかけて吉野宮(よしののみや)のあった所とされる宮滝地区。斉明、天武、持統、文武、元正、 聖武天皇がたびたび訪れたと伝わる景勝地が吉野川の宮滝です。滝はいわゆる瀑布の意味ではなく、…
奈良県奈良市、奈良から春日山(かすがやま)を越え、柳生(やぎゅう)を結ぶ旧道が柳生街道(滝坂の道)。その滝坂の道の柳生側、藩政時代に整備された2.5kmの石畳のとぎれた三叉路にあるのが首切り地蔵。荒木又右衛門(あらきまた…
奈良県奈良市、奈良から春日山(かすがやま)を越え、柳生(やぎゅう)を結ぶ旧道が柳生街道(滝坂の道)。世界遺産にも指定された春日山原始林の鬱蒼とした巨木が茂るなかを石畳の道が続いています。現在残された2.5kmにわたる石畳…
奈良県奈良市、奈良と柳生を結ぶ柳生街道(滝坂の道)途中にある岩に刻まれた磨崖仏が柳生街道・寝仏。智拳印(ちけんいん)を結ぶ金剛界大日如来坐像(像高48cm)部分が街道脇に転がり落ち、仏様が寝ころんだ状態になっているのがそ…