恩山寺(四国八十八ヶ所霊場第18番札所)
小松島市にある恩山寺は、四国八十八ヶ所霊場第18番札所で17番の井戸寺からは徒歩だと5時間の道のり。小松島市の郊外、小高い山の中腹に建つ高野山真言宗の寺です。参道には樹木が生い茂り、寺の裏山には遊歩道や展望台が整備されて…
小松島市にある恩山寺は、四国八十八ヶ所霊場第18番札所で17番の井戸寺からは徒歩だと5時間の道のり。小松島市の郊外、小高い山の中腹に建つ高野山真言宗の寺です。参道には樹木が生い茂り、寺の裏山には遊歩道や展望台が整備されて…
徳島県小松島市にある立江寺(たつえじ)は、四国八十八ヶ所霊場第19番札所で18番の恩山寺から徒歩1時間10分。寺伝では天平19年(747年)、聖武天皇の勅命により、光明皇后の安産を祈願して行基が開基、一寸八分の延命地蔵尊…
徳島県勝浦町にある鶴林寺(かくりんじ)は、四国八十八ヶ所霊場第20番札所で19番の立江寺から徒歩なら5時間。遍路から「お鶴」あるいは「お鶴さん」などと呼ばれる鶴林寺への遍路道は、阿波(徳島県)の最大の難所となっています。…
美馬市の脇町は近世以降、阿波特産の阿波藍(あわあい)と生糸生産で栄えた吉野川中流域にある商家町で「うだつの町並み」。脇町の吉野川に並行して走る南町筋には本瓦葺き、大壁造り、白漆喰塗りの商家が軒を連ね、「うだつ(卯建)」や…
雲辺寺(うんぺんじ)は、四国八十八ヶ所霊場第66番札所で本尊は千手観世音菩薩。正式名は巨鼇山千手院雲辺寺といい、真言宗御室派の寺。65番の三角寺から徒歩7時間。標高927mの雲辺寺山の山頂にあり、四国霊場の最高所で別名「…
吉野川沿いの中世の山城跡で、戦国時代に土地の豪族・川島兵衛之進(川島惟忠)が築城したと伝えられる城跡が徳島県吉野川市川島町にある川島城。天正13年(1585年)、徳島藩祖となる蜂須賀家政(はちすかいえまさ)の入国により、…
吉野川を横断する790mの堰が柿原堰(かきはらせき)。板名用水(柿原樋門から取水)に水を導くため明治39年に工事が始まり大正8年に完成した堰です。幅は52尺(約16m)あり、吉野川河口から24km上流の阿波市吉野町に位置…
徳島市の眉山(びざん)山麓にある湧水で、眉山湧水群のひとつに数えられるのが錦竜水(きんりょうすい)。徳島城下の寺院が並ぶ寺町に湧き、徳島城下は水事情が悪いこともあり、藩政時代には水番所が置かれて徳島藩主の飲料水に使われて…
JR四国、土讃線大歩危駅(おおぼけえき)、小歩危駅(こぼけえき)間(5.7km)に架かる第二吉野川橋梁(徳島県三好市)は、ジオラマ化した150分の1スケールモデルが発売されるほどの鉄道景勝地。全長250m、高い橋脚に支え…
徳島市にある「阿波の法隆寺」、「阿波の正倉院」とも呼ばれる文化財の宝庫となっている古刹が丈六寺(じょうろくじ)。正式名は、瑞麟山慈雲院丈六寺という曹洞宗の寺。寺伝によれば、白雉元年(650年)、天真正覚尼が庵を構えたこと…
徳島県徳島市を流れる吉野川下流部に架かるJR四国・高徳線の鉄道橋、吉野川橋梁(よしのがわきょうりょう)。昭和10年3月に完成した全長949.2mの橋梁で、完成当時は全国の鉄橋のベスト3という長大橋でした。現在でも四国内で…
「阿波の松島」といわれている橘湾を眼下に、昭和47年に観光農園として始まった自然園が徳島県阿南市にある椿自然園。昭和51年に四国で初めてフィールドアスレチックも設置された場所です。椿は10月頃に咲き始め見頃は3月上旬~3…
徳島県つるぎ町貞光から国道438号を11km溯った貞光川の左岸、鳴滝谷川に落ちる滝、鳴滝。3段になって落下していますが落差85mは徳島県最大。かつて行者はここで身を清めてから剣山に登ったという霊地にもなっています。つるぎ…
吉野川橋は、徳島市を流れる一級河川吉野川にかかるワーレントラス橋で、昭和3年12月18日の完成。全長1070.2mで、架設当時その長さは東洋一といわれました。現在も県道39号の橋として現役の橋です。吉野川北岸から吉野川橋…
徳島市八多町の五王神社の境内にある人形芝居(人形浄瑠璃)の野外舞台。舞台自体は明治6年の築で国の重要文化財。毎年11月3日に勝浦座による人形浄瑠璃芝居、氏子たちによって継承されてきたの「襖カラクリ」の上演が行なわれていま…
加茂の大楠は、徳島県東みよし町(旧三加茂町)の田んぼの真ん中(旧若宮神社の社地跡)にある四国を代表するクスノキで、樹齢850年とも1000年ともいわれる老大樹。平成19年の計測では樹高26m、幹周り16.72mと、背丈や…
土釜(どがま)は徳島県つるぎ町の一宇地区と貞光地区の境の一字峡に位置し、吉野川の支流・貞光川の狭い峡谷の河床にできた釜状の甌穴(おうけつ=ポットホール)。落差7mの滝が3段になって流れ落ちる滝壺の形が釜のように見えること…
徳島市の国府町は、多くの文化財や歴史文化遺産があるエリア。西日本最大級の縄文後期の集落跡である矢野遺跡は、徳島南環状道路(国道192号)の建設途中に発掘調査が行なわれましたが、その西側に広がる阿波史跡公園内にも多くの古墳…