佐土原城
宮崎県宮崎市佐土原町にある近世には佐土原藩3万石の藩庁となった城が、佐土原城(さどわらじょう)。14世紀半ば伊藤氏の一族、田島休助が築城した田島城(たじまじょう)が始まりで、戦国大名・伊東氏の伊東四十八城のひとつでした。…
宮崎県宮崎市佐土原町にある近世には佐土原藩3万石の藩庁となった城が、佐土原城(さどわらじょう)。14世紀半ば伊藤氏の一族、田島休助が築城した田島城(たじまじょう)が始まりで、戦国大名・伊東氏の伊東四十八城のひとつでした。…
鹿児島県志布志市にある中世の山城が、志布志城(しぶしじょう)。築城年代は不明ですが、南北朝時代には拡充されています。志布志小学校の裏山の内城(本丸)が中心で、西の松尾城、志布志中学校に近い高城、新城で構成され、現在の志布…
佐賀県三養基郡基山町(福岡県筑紫野市との境)、標高405mの基山(きざん)にある古代山城が、基肄城(きいじょう)。天智天皇2年(663年)の白村江の戦い(はくすきのえのたたかい)後、福岡県にある大野城(おおののき)、水城…
鹿児島県南九州市知覧町、標高170mほどのシラス台地に築かれた中世の山城が、知覧城(ちらんじょう)。平安時代末に郡司・知覧忠信が築城したと伝えられ、その後、変遷を経て佐多氏の居城となったもの。南九州の中世城郭の典型として…
愛媛県北宇和郡松野町にある中世の山城が、河後森城(かごもりじょう)。四万十川の支流・広見川、さらにその支流の堀切川、鰯川の3河川に囲まれた丘陵という天然の要害を利用し、本郭など9の郭(くるわ)を山上に配した大規模な山城で…
香川県東かがわ市、瀬戸内海に臨む引立鼻にある城跡が、引田城(ひけたじょう)。天正15年(1587年)、豊臣秀吉の家臣・生駒親正(いこまちかまさ)が讃岐国に入国、高松城、丸亀城とともに築いた城のひとつで、讃岐国で初めて総石…
徳島県徳島市一宮町にある中世の山城が、一宮城(いちのみやじょう)。南北朝時代に天然の要害を利用して築かれた城で、蜂須賀家政が阿波国入国後は徳島城の支城(阿波九城)として機能しましたが、元和の一国一城令で廃城になっています…
徳島県板野郡藍住町勝瑞にある中世の城郭が、勝瑞城(しょうずいじょう)。室町時代後半に阿波国守護・細川氏によって 守護所が置かれた地で、戦国時代に阿波国を掌握した三好氏の拠点。城下は中世の城下町として反映しました。勝瑞城の…
広島県三原市本郷町にある小早川氏の本拠となった山城が、新高山城(にいたかやまじょう)。小早川氏の居城としては、沼田川(ぬたがわ)の対岸に高山城がありましたが、12歳で当主となった小早川隆景(こばやかわたかかげ)は、天文2…
山口県山口市上宇野令、標高338mの鴻ノ峰に築かれた中世の山城が、高嶺城(こうのみねじょう)。西の京として繁栄した大内氏ですが、戦国時代にはその権勢にも陰りを見せ、大内義長(おおうちよしなが)が山麓の居館に対し詰めの城と…
兵庫県豊岡市出石町、有子山(城山/標高321.3m)にある中世の山城の跡が、有子山城(ありこやまじょう)。天正2年(1574年)、但馬守護・山名祐豊(やまなすけとよ)が築いた城で、慶長9年(1604年)、小出吉英が近世城…
兵庫県豊岡市出石町、辰鼓楼(しんころう)そびえる城下町を見下ろす有子山城山麓に築かれた近世の平山城が、出石城。慶長9年(1604年)、出石藩の藩主となった小出吉英は、山上にあった有子山城を廃城にして、山麓に出石城を築き、…
兵庫県丹波市春日町の城山(標高356.8m)の山上にある山城が、黒井城(くろいじょう)。山麓は標高100mほどなので、比高250mという難攻不落の山城で、山全体が要塞のように築かれています。ハイキングの装備で入山しないと…
静岡県沼津市根古屋、すぐ横を東海道新幹線が駆け抜ける愛鷹山の山裾にあるのが、興国寺城(こうこくじじょう)。愛鷹山から派生する支尾根の篠山を利用して築かれた中世の城で、北条早雲(伊勢新九郎盛時)旗揚げの城。隠れた名城ですが…
静岡県島田市金谷、牧之原台地の北端部、標高212m〜220mの台地に築かれた戦国時代の山城が、諏訪原城(すわはらじょう)。高天神城(現・掛川市)攻略を目指す武田勝頼が、天正元年(1573年)、家臣・馬場信春(ばばのぶはる…
静岡県掛川市、御前崎から西に続く海岸線の奥、かつての海岸段丘の上に築かれた城が、横須賀城。高天神城(たかてんじんじょう)が高天神城の戦いで、武田勝頼に奪われた後、徳川家康が城攻めの拠点として築いたのが、横須賀城で、城跡は…
静岡県掛川市、小笠山から南東にのびる尾根の先端、標高132mの鶴翁山にある中世の山城で国の史跡、そして続日本100名城に選定されるのが、高天神城(たかてんじんじょう)。戦国時代には武田信玄、武田勝頼と徳川家康の攻防の地と…
岐阜県可児市(かにし)、標高277mの古城山の山頂に築かれた中世の山城跡が、美濃金山城(みのかねやまじょう)。続日本100名城に選定されるほか、美濃金山城跡として国の史跡に指定。天文6年(1537年)、尾張侵攻を目論む斎…