東京の大名庭園へ行こう! 必踏五大庭園
江戸に数ある大名庭園。東京とりっぷ編集部の調べでは、大名庭園の遺構といえるのは、23庭園。なかでも「ここはぜひとも探勝したい!」、「大名気取りで庭園を歩くことができる」とおすすめの庭園が、ここに紹介する「必踏五大庭園」。…
13東京都江戸に数ある大名庭園。東京とりっぷ編集部の調べでは、大名庭園の遺構といえるのは、23庭園。なかでも「ここはぜひとも探勝したい!」、「大名気取りで庭園を歩くことができる」とおすすめの庭園が、ここに紹介する「必踏五大庭園」。…
13東京都江戸城外濠跡に位置する日比谷セントラルビル。その公開緑地には江戸城外濠の石垣を復元保存しています。昭和9年に日産館、昭和19年に大日本帝国海軍の艦政本部などが置かれた場所で、昭和31年以降は三井物産の所有となり、物産館と…
34広島県国の名勝に指定される縮景園は、広島藩主・浅野長晟(あさのながあきら)が1620(元和6)年に造園した大名庭園(別邸の庭園)。作庭は茶人としても知られる家老の上田宗箇。中国きっての景勝地として知られる西湖(現・浙江省杭州市…
17石川県水戸の偕楽園(かいらくえん)、岡山の後楽園(こうらくえん)と並び、日本三大名園に数えられる兼六園。江戸時代の代表的な林泉回遊式の庭園で、国の特別名勝にもなっています。霞ヶ池の畔にある徽軫灯籠(ことじとうろう)は、兼六園の…
13東京都江戸城の本丸と二の丸をつなぐ坂道。江戸城築城の際には、江戸湾の日比谷入江が目の前まで迫り、坂の途中から海が見えたのが名の由来です。往時には坂の上には、汐見坂門がありました。また坂の横には白鳥濠があって、防御が堅いのがよく…
13東京都皇居東御苑の梅の名所といわれるのが梅林坂。梅の開花期である2月上旬頃には石垣と梅の花という絶景スポットになっています。もともと、太田道灌(おおたどうかん)が江戸平河城を築城した際に、領地である川越の三芳野神社(みよしのじ…
13東京都多聞(たもん)とは城郭の石垣上に建てられた長屋のこと。通常の城壁より防御機能を高めたもので、富士見多聞は江戸城本丸に配された多聞。文字通り富士を眺めました(現在は眺望できません)。江戸城本丸には多聞が随所に築かれていまし…
13東京都現在は皇居東御苑の一部となった江戸城の本丸。その本丸跡の蓮池濠沿いにあるのが石室。文字通り、石で組んだ室(むろ=部屋)で、内部は20平方メートルほどの広さとなっています。石は伊豆半島から船で運んだ安山岩(伊豆石)の切石で…
13東京都江戸城二の丸は本丸の東側に位置し、3代将軍家光の命で1630(寛永7)年に小堀遠州の手により遊行のための庭園を造成。家光と秀忠との茶会が催されています。2代将軍・徳川秀忠が死去した後の1636(寛永13)年には二の丸御殿…
13東京都本庄松平氏(常陸笠間藩、のち丹後宮津藩)の下屋敷だった地で、庭園は元禄年間(1688年〜1704年)に笠間藩初代藩主となった本庄宗資(ほんじょうむねすけ)が築いた大名庭園。明治時代に安田財閥を起こした安田善次郎の所有にな…
13東京都新宿区立の公園で、江戸時代には徳川御三家・尾張徳川家の拝領地、後に御三卿清水家の江戸下屋敷だった地。現存する新宿区立公園では唯一の回遊式庭園は、この大名庭園を起源とするもの。明治時代には、子爵・相馬邸の庭園として整備され…
13東京都東京にはいろいろな原点、元標がありますが、中央区、日本橋の橋の上にあるのが日本国道路元標(Kilometer Zero)。その名の通り、道路の起点となるポイントを示したものです。日本橋にあるのは、徳川幕府が定めた五街道(…
13東京都江戸城の小田原口に1636(寛永13)年、外濠などを巡らせた江戸城総構(惣構=そうがまえ)の際に桝形門に改築したのが桜田門。1860(安政7)年、この桜田門の外で、水戸藩浪士らによる大老・井伊直弼(いいなおすけ)の暗殺事…
13東京都東京周辺に住む人でも江戸城に行ったことがある人、江戸城をじっくり見たことがある人は少ないかと。江戸城は、西の丸部分がいわゆる皇居で、皇居一般参観の許可(インターネット申請も可能)が必要。天守台跡があるのが皇居東御苑、さら…
13東京都北の丸公園の日本武道館への入口に位置する門。太田道灌(おおたどうかん)築城時代の江戸城では、この場所が田安口(飯田口)で、上州(現・群馬県)・北関東方面への街道の玄関口となっていました。江戸時代初期、江戸城の総構が完成し…
13東京都江戸城北の丸(現・北の丸公園)の東門。高麗門と渡櫓門からなる門は、江戸時代のものが現存し、国の重要文化財に(文化庁の管理)。清水門という名の由来は、家康入府で江戸城が築城される以前、中世には清水寺が建っていたとか、清水が…
13東京都皇居参観へは桔梗門(内桜田門)の前にある広場に集合しますが、目の前の桔梗濠(ききょうぼり)の向かいにそびえる二重櫓(にじゅうやぐら)が桜田巽櫓(さうらだたつみやぐら)。江戸城本丸の東南(辰巳=巽)の方向にあることが名の由…
13東京都江戸城西の丸の西南隅に建てられた二重櫓で、両横には大規模な多聞(たもん=防御を兼ねた収蔵庫)も続いています。1628(寛永5)年、3代将軍家光の時代の江戸城修築に際して、京・伏見城から移築したものと伝えられています(記録…