幸田文「歳月茫々碑」
長野県北安曇郡小谷村中小谷、平成4年に浦川にかかる浦川橋(稗田山崩落跡展望地)近く、標高630mの場所に建立された碑が、幸田文「歳月茫々碑」(こうだあやさいげつぼうぼうひ)。明治44年8月8日に突如、稗田山北側斜面が大崩…
長野県北安曇郡小谷村中小谷、平成4年に浦川にかかる浦川橋(稗田山崩落跡展望地)近く、標高630mの場所に建立された碑が、幸田文「歳月茫々碑」(こうだあやさいげつぼうぼうひ)。明治44年8月8日に突如、稗田山北側斜面が大崩…
東京都八丈町末吉、八丈島南部、水蒸気爆発で誕生した洞輪沢(ぼらわさわ)から南の小岩戸ヶ鼻へと続く断崖絶壁の汐間海岸に落ちる滝が、汐間の滝。落差70m、発達した海蝕崖から海岸に直接落ちるダイナミックな滝ですが、名古の滝(洞…
東京都西多摩郡奥多摩町氷川、日原川の支流、川乗谷の上流に落ちる滝が、百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)。川乗山(川苔山/1363.2m)の西面、標高860mほどの場所にあり、落差40mほどの巨瀑です。川乗山登山道の途中にあり、…
東京都板橋区小豆沢4丁目、室町時代末に創建と伝わる真言宗の古刹が、龍福寺。本尊の薬師如来は、七々子崎(ななこざき)と呼ばれた荒川の入江で平安時代末に発見されたと伝わるもの。境内には「板碑の寺」(いたびのてら)と称されるほ…
群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽(ゆびそ)、山麓の谷川岳ベースプラザ(土合口駅)から谷川岳ロープウェイで山上(天神平駅)へと上った場所が、谷川岳・天神平。標高1319mに位置するのが天神平駅。一帯は冬は谷川岳天神平スキー場と…
群馬県安中市簗瀬にある国の史跡に指定される前方後円墳が、簗瀬二子塚古墳(やなせふたごづかこふん)。墳丘長80m、古墳時代後期の6世紀初頭の築造で、同時期としては毛野国(けぬのくに)最大級の古墳。一帯は史跡として整備され、…
岐阜県高山市、標高3025.7mの乗鞍岳・剣ヶ峰山頂に鎮座するのが、乗鞍本宮奥宮。畳平にある乗鞍岳バスターミナル(標高2702m)の横に建つ立派な社が、乗鞍本宮の中ノ宮(中之社)で、登山道を1時間30分ほど頑張って登った…
熊本県玉名市石貫、熊本県道(玉名八女線)、繁根木川から西に入ったところにあるのが、石貫ナギノ横穴群(いしぬきなぎのよこあなぐん)。灰石(はいいし)と称される阿蘇溶結凝灰岩の崖面に築かれた古墳時代の横穴墓で、国の史跡。25…
熊本県阿蘇郡高森町にある古社が、草部吉見神社(くさかべよしみじんじゃ)。鳥居から石段を130段下ったところに社殿がある「下り宮」で、鵜戸神宮(宮崎県日南市)、一之宮貫前神社(群馬県富岡市)とともに日本三大下り宮にも数えら…
福岡県宮若市竹原、諏訪神社の境内にある直径8m、高さ6mの円墳が、竹原古墳。王塚古墳(嘉穂郡桂川町)、川島古墳11号墳(飯塚市)とともに遠賀川流域を代表する装飾古墳。6世紀後半頃の築造で、国内でも屈指の彩色壁画をもつ装飾…
熊本県山鹿市鍋田、岩野川(菊池川の支流)を渡る国道443号の鍋田橋西詰近くにある古墳時代後期の横穴墓が、鍋田横穴。阿蘇凝結熔解岩の露頭(崖)に穴を掘り、墓としたもので500mの間に確認されているだけで総数61基もの横穴墓…
東京都板橋区小豆沢3丁目、板橋区立小豆沢公園の西、国道17号(中山道)沿いにあるあるのが、薬師の泉庭園。江戸時代、鷹狩に訪れた8代将軍・徳川吉宗が、大善寺境内から湧出する清水を味わい、本尊・薬師如来を清水薬師と命名したこ…
群馬県(利根郡みなかみ町)・新潟県(南魚沼郡湯沢町)の県境(上越国境)にそびえる谷川岳。山頂・オキノ耳(1977m)の南、トマノ耳(1963m)から南へ派生し、谷川岳ロープウェイ土合口駅と至る稜線が西黒尾根。登山口は標高…
長野県大町市と富山県富山市にまたがる、北アルプスの深部にある秀峰が、標高2605mの烏帽子岳(えぼしだけ)。「裏銀座」と呼ばれる槍ヶ岳を目指す人気の縦走コースの起点で、大町市側・高瀬ダムから稜線の烏帽子小屋へと登り詰める…
長野県大町市と富山県富山市にまたがる、北アルプスの深部にある秀峰が、標高2605mの烏帽子岳(えぼしだけ)。「裏銀座」と呼ばれる槍ヶ岳を目指す人気の縦走コースの起点で、「表銀座」の起点、燕岳(つばくろだけ)と同様に、花崗…
山梨県北杜市、甲斐駒ヶ岳の表登山道で甲斐駒ヶ岳を『日本百名山』に選定した深田久弥も「日本アルプスの中で一番つらい登り」と記したのが、黒戸尾根ルート。宗教登山時代に駒ヶ岳講が登拝に使った歴史ある登山道ですが、日本三大急登に…
南アルプス(赤石山脈)北部、山梨県北杜市と長野県伊那市にまたがる、標高2967mの秀峰が、甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)。正式名は駒ヶ岳ですが、山梨県側からの印象的な眺めと、黒戸尾根というメインの登山道で、甲斐駒ヶ岳と通称…
東京都目黒区下目黒4丁目と下目黒3丁目の間を、南北にくねくねと下る坂道が、三折坂(みおりざか)。坂の東側が、瀧泉寺(りゅうせんじ/目黒不動尊)で、坂上には不動公園があります。三つに折れ曲った形状がなの由来ですが、目黒不動…