山梨県道・静岡県道71号富士宮鳴沢線

山梨県道・静岡県道71号富士宮鳴沢線

青木ヶ原樹海と朝霧高原を結び、富士山の山腹を抜けるドライブコースが、山梨県道・静岡県道71号富士宮鳴沢線。山梨県側の鳴沢村と富士ヶ嶺高原(富士河口湖町)を抜けて静岡県側の富士宮市とを結ぶ主要地方道で、信号もない快適なドライブを楽しむことができます。一部、狭い場所あるので運転は慎重に。

富士ヶ嶺高原は富士山のビュースポット

山梨県道・静岡県道71号富士宮鳴沢線

昭和20年、戦前は軍用地だったためGHQの開墾許可を受け満州からの引揚者などによる富士ヶ嶺開拓団が入植を開始したという富士ヶ嶺高原(当時の名称は上九一色村本栖三ヶ水で、昭和32年に富士ヶ嶺と改称)は、沿線随一の富士山のビューポイント。
富士ヶ嶺の交差点では「富士ヶ嶺農林畜産物生産組合直売所」もあり(通常は7月下旬~11月下旬営業)、絶好の休憩・買い物スポットになっています。
富士ヶ嶺の交差点から富士クラシックゴルフ場までを結ぶ富士高原道路(富士ヶ嶺6号)は富士山に向かう直線道路として愛車との記念撮影にも絶好です。

青木ヶ原樹海(山梨県側の県道起点)〜富士ヶ嶺高原は、富士山の寄生火山・大室山(1468m)西の原始林を走り、周囲には溶岩洞窟なども散在。
車窓から眺める樹海や林床の苔などにも注目を。

沿線にはカエデ、ナラ、ブナ、ナナカマド、サクラなどが多く新緑や紅葉も見事。
紅葉は例年10月下旬~11月中旬に見頃に。

「道の駅なるさわ」から新東名・新富士ICなどを目指す場合には、山梨県道・静岡県道71号富士宮鳴沢線が最短ルート。
逆に新富士ICから和口湖方面を目指す場合にも西富士道路へ入り、富士宮道路上井出IC(白糸の滝)で静岡県道71号に入るのが時間的には最短です(ただし朝霧高原と本栖湖はパスします)。

山梨県道・静岡県道71号富士宮鳴沢線
晴れた日には本栖湖の上に南アルプスの山並みも
山梨県道・静岡県道71号富士宮鳴沢線
名称 山梨県道・静岡県道71号富士宮鳴沢線/やまなしけんどう・しずおかけんどうななじゅういちごうふじのみやなるさわせん
所在地 山梨県南都留郡鳴沢村〜静岡県富士宮市上井出
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
道の駅なるさわ

道の駅なるさわ

山梨県南都留郡鳴沢村、富士山の北麓、国道139号沿いにあり、富士山を正面に眺望する道の駅が、道の駅なるさわ。JA鳴沢村の直売所でもある物産館、軽食コーナー、富士山の自然と歴史を学べる「なるさわ富士山博物館」、溶岩樹型がある自然探索路、水汲み

 

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